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待て ページ11

バイト先のコンビニを出て、今日も一日頑張った〜と思いながら帰路につく。









徒歩5分の家まではあっという間。









………そんなわたしの部屋の前に、人影が。えーん、誰。









恐る恐る近づくと、









『か、カズマくん!?』









「遅せぇ、」









わたしのペットくん、律儀に帰ってきたのね。









よりによってバイトの日に。









『ごめんね!おかえり!』









「散々待て食らったー、」









『ご褒美あげなきゃ!』









とりあえず、急いでドアを開けて、わしゃわしゃーっと頭を撫でておく。









『電話してくれたらよかったのに』









「お前の番号もLINEも知りませんけど、、、」









『あ。』









数ヶ月わたしたち過ごしてるよね?逆に今までタイミング良過ぎない?









『カズマくんがよかったら、LINE交換する?』









「する」







QRを読み込んで、早速追加する。









「どこ行ってた?」









『バイトだよ〜』









「まじか、意外だな」









『みんなしてるしね、まぁ』









「なんのバイト?」









『コンビニだよ』









「へー、これまた意外」









『ほんと?』









「うん」






そんなやり取りをしてる間にカズマくんは膝枕に寝転んでくる。









「待て食らったご褒美」









………かわいい。









膝枕に寝転んで下から覗き込んでくるお目目きゅるきゅるやないかーい!









『かわいい、カズマくんかわいい』









頭を撫で回すわたしの手を阻むように手に取って、









「かわいいって言うな」









でもね、わたしの手を取った手がこれまた男らしくてね、









『反抗的だなー、もう』









ちょっとドキッとしたっていうのはね、ここだけの話。

身の安全も守ります→←はじめまして。(作者より)



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莉恋 - また続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年5月7日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
莉恋 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは膝に頭を乗せられるではないんでしょうか? (2019年5月7日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
莉恋 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 .ページ18のここの部分 あぐらをかいて鏡の前で髪を乾かす○○←名前の膝に頭を載せられるのもペットの特権てことで。 (2019年5月7日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
片寄みゆな(プロフ) - 更新楽しみにしてます〜! (2019年3月26日 15時) (レス) id: c5f011830b (このIDを非表示/違反報告)
アコちゃん。(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» 使い方があまり分かっておらず外せていませんでした。不快にさせてしまい申し訳ありません。今は外してます。 (2018年9月19日 9時) (レス) id: c2ae3fb087 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アコちゃん。 | 作成日時:2018年9月18日 12時

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