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✿Aside
目を開けると見慣れない白い天井。
ここはどこ？言葉を発しようとしてもあまりにも喉が痛くて声が出せない。
ふと右手に違和感を感じる。せいらだ。手を握って寝てしまっている。かわいいな
思わずぎゅっと握るとせいらがはっと目覚めていきなり
せいら｢A！！A！せいらだよ！｣
声が出せないので何度も頷くとついには泣き出してしまった。
せいらに目を向けてしまって周りが見えなかったけど、せいらの隣にはあっちゃんが椅子に腰かけて、壁にもたれかかって寝ていた。
でも、せいらの声で起きちゃったみたい。すごくびっくりしててかわいいな
せいら｢…A？｣
『み…水…』
あっちゃん｢あっ、はい！｣
せいら｢ねぇ、丸2日目覚めなかったんだよ？！｣
｢こんなに心配させてどうするの！ほんと、もうAが目覚まさないかもって、なんであのまま家出ちゃったんだろうって、ずっと、ずっと後悔してたんだから！｣
せいらが涙を流しながら一気にまくしたてる。ごめんね、心配かけて。ごめんね、身勝手な思いでせいらを責めて。
あむぎり｢そうだよ、Aちゃん。俺たちがどれだけ心配したか。この2日、メンバー達が入れ替わりで見てくれてたんだ。俺はここで編集とかしてたけど。せいらだって仕事ない時以外はずっといたんだから｣
｢Aちゃんは昔から無理する癖あるよね。そろそろ直してよ、｣
あっちゃんもさすがに今回は怒ってる。ほんとに反省してる。
あむぎり｢でもね、それくらいAちゃんが大切なんだよ｣
せいら｢それはそう。Aがいないとみんな元気が出ないんだから、Aが作ってくれるご飯じゃなきゃ美味しくない。Aいないと耐えられない。｣
あむぎり｢頼ってよ。Aちゃんはひとりじゃないんだから｣
その言葉に、一気に涙が溢れ出た。そうだ、私はひとりじゃない。何を悩んでたんだろう。こんな無理して掴む栄光は皆だって望んでない。私が私自身を変に縛り付けていたんだ。
ごめんね、せいら。ごめんね、みんな。
泣く私をふたりが抱きしめて、早15分。なにやら外が騒がしい。
ﾊﾞｧｰﾝ
やまと｢A！！！｣
ゆうた｢うるせぇよ｣
ひゅうが｢へいおつ！｣
ゆうま｢A大丈夫ですか〜っ？｣
ぼん｢おっ、何した何した｣
ふふっ、やっぱり騒がしい笑これが私たちなりの幸せなんだろうけど。
でもそれにしてもさすがにやりすぎじゃない？笑
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ロッテグラス(プロフ) - コメントありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”作者の励みになります、嬉しさでいっぱいです泣柚-yuzu-様のように私も出したいと思っておりましたので、絶対出します笑これからもよろしくお願いします！ (2022年11月5日 9時) (
レス) id: 2432bd82c3 (このIDを非表示/違反報告)
柚-yuzu-(プロフ) - 続編ありがとうございます！あっちゃん可愛すぎます。。どこかでドSぎり出てくれれば嬉しいです…！応援してます(^^) (2022年11月5日 6時) (レス) @page1 id: 1db7b2a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロッテグラス | 作成日時：2022年11月4日 18時
