you are my sunshine【短編集】 (ページ18)

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「ねぇー直己さんはヤキモチ妬かないの？」

お仕事終わり。

明日はゆっくり出来るからと直己さんの自宅にお泊まり。

ソファーに座っている直己さんの足の間に入り込み
床にクッションを置いて座る。

　

直己さんとお付き合いを初めて1年。

直己さん専属ヘアメイクとして働き
直己さんの素敵な人柄を好きになった。

告白して付き合えた時はとっても嬉しかった。

もちろんメンバーの皆には
お付き合いをしている事を報告済み。

だからなのか余計、メンバーからは
ちょっかいを出されるようになった。

メンバーと仲良くしていても
微笑みいつも見守っている直己さん。

直己「Aは妬いてほしいの？」

「…はい」

ヤキモチ妬いてほしくて
もっと俺のだからって
束縛して欲しいのが本心。

それだけ直己さんの事が大好き。

直己「万が一の事が起きないって
メンバーの事は信頼してるからメンバーにはヤキモチ妬かないよ」

「..メンバーには？」

直己「うん。Aは思っている以上に
他のスタッフからモテてるの知らないでしょ？」

「え？」

直己「ちっさくて可愛いし、誰に対しても平等で気が効く。」

「………」

直己「他のスタッフの間では、A好評なんだよ？
大事な彼女がそう言われているのは嬉しいけど
内心、めっちゃヤキモチ妬いてる。
Aは俺だよって言いそうになる」

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