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8. 直人side ページ9
直人side
A「ぅん〜。おいしっ」
テーブルを挟んだ目の前で美味しそうにお肉を頬張るのは
妹のA。
俺が芸能人という事もあり人目を避けて、個室の焼肉店。
髪の毛をカットしてもらった
お礼も兼ねて妹リクエストの焼肉(高級)。
歳が離れているせいか物凄く可愛い。
まぁ、見た目もかなり可愛いと思う。
可愛いよりかは美人寄り。
自分でも自覚済み…シスコンって。
可愛いんだから仕方ない。
お昼から今日は仕事が休みで
伸び切った髪の毛をどうにかしたくて
美容師の妹に髪の毛のカットをお願いした。
仕事休みで店にいないからと、広い俺の家でカット。
妹が美容師になってから、
髪の毛のカットは妹にお願いしている。
俺の事よく分かっているのかいつもちゃんと
俺好みに仕上げてくれる妹。
..ありがたい。
「カラーもまたお願いするわ」
A「任せて。カラーはお店に来てよ？」
「もちろん。また行ける日できたら連絡する」
A「早めに教えてよ？」
「おっけ。ありがとなA」
A「どーいたしまして。…あっ、追加でお肉頼んでいい？」
首を傾げてこういう時だけ可愛くおねだりする妹。
「いいよ」
A「ありがとっ」
Aにメニュー表を渡す。
その細い体にどれだけ入るんだよ。
よく食う妹。
.
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作者名：いろは | 作成日時：2023年8月17日 17時
