好き。【登坂広臣】 (ページ32)

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ランチが終わりまおと買い物をしていると
お店の前で誰かが撮影を行っているのか
目の前は凄い人集り。

女の人がキャーキャー言っているから
きっと、男の人の撮影しているのだろう。
　

まお「通行止め？」

「みたい..だね？」

まお「目的のお店すぐそこなのにぃ〜。遠回りじゃん」

「仕方ないね。他も見ながら向かおう」

まお「うん」

目の前の人集りを横目に見ながら歩き始める。

あ、撮影しているの広臣くんだ。

横目で見ながら、歩いていると広臣くんと目が合った気がした。

私に気付いたのかこちらを見ながらニヤッと
口角を上げている広臣くん。

「「「キャーーーー！！！」」」

その様子にファンからの悲鳴。

す、凄い。
流石、広臣くん。

気付いてるのか視線が逸れないから
見えてるか分からないけど小さく手を振る。

「が、ん、ばっ、て、ね。」

口パクで伝える。

広臣「ふっあっはははは」

つ、伝わった..のかな？

こっち見ながら笑ってるから伝わっているよね。

それにしても
急に笑いだす広臣くんに周り引いてるから。

女の人たちポカーンってなってるから。

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