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…うぅ。
オーラが眩しすぎる。
「…ひ、広臣さ…ん」
広臣「えーさんはやだ」
やだ？！
やだって何？！
この人、わがままだ。
「….広臣くん！！！」
広臣「めっちゃ食い気味。何？」
私を見ながらの“何？”は破壊力が凄い。
口角をあげ目を細めて微笑む広臣くん。
ドキッとする。
…かっこよすぎる。
広臣「ねぇ、Aちゃん。」
「はい？」
この人、心臓に悪い。
急に名前を呼ばれるとドキドキする。
広臣「ふはっ。連絡先教えてよ。」
「…いいですよ」
広臣「やった！こないだ直人さんに邪魔されて
交換出来なかったから」
やったと言われて内心
嬉しい気持ちで胸がいっぱいになる。
この人は人をドキドキさせる天才だ。
LINEに登坂 広臣が追加された。
もうこの携帯は無くせない。
広臣「またカットお願いしてもいい？」
「いいですよ。
予定分かればまた教えてください」
広臣「もうスケジュールは決まってるから
今、決めても大丈夫？」
「はい、大丈夫です」
広臣「じゃあ、この日がいいなぁ」
自分の予定が入ったスケジュールを私に見せながら
この日と、携帯の画面をトントンとする広臣くん。
「予定確認してみますね」
少し近くなる距離にまた更にドキドキする。
この人は距離感が分かってないのか。
思わず見てしまった予定がびっしりのスケジュールに
びっくりしながら、予約の確認をする。
まだ1ヶ月先だからか、予約は少し余裕がある。
いつもの時間なら大丈夫か。
「こないだと同じ時間でもいいですか？」
広臣「うん。大丈夫」
「空いてますよ。予約入れておきますね」
広臣「了解！」
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作者名：いろは | 作成日時：2023年8月17日 17時
