好き。【登坂広臣】 (ページ18)

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湊「お待たせしました！」

直人「お！臣もいい感じじゃん！」

広臣「気に入ったわ」

剛典「俺も〜！」

「喜んでいただけてよかったです！
ありがとうございました」

湊「ありがとうございました」

喜んでいただけるって
笑顔で帰っていただけるって
凄く嬉しい事だよね。
本当にやりがいのある仕事。
私の天職だなって思う。

もちろん嫌な事だってあったし
それなりに大変だったけど
技術が身に付いて
自分がいいと指名して来てくださる
お客様がいる事は凄く嬉しい事。

広臣「これからAちゃんにお願いしてもいい？」

直人「ダメだからね！」

いいですよって言おうとしたら
兄に遮られた。

　
広臣「えー直人さんのケチ」

直人「ケチじゃありません！」

「ふふっ。また、兄に連絡してください」

2人のやりとりに思わず笑ってしまう。
まぁ、兄から連絡してもらえばいいか。

直人「じゃ！そう言う事で！
ほら、迎え来てるから」

私の返事に喜ぶ兄。

度が過ぎるシスコンぶりには笑っちゃう。
もう、慣れたけどね。

広臣「直人さんはシスコンだな」

剛典「シスコンっすね」

登坂さんと岩田さんは兄にを見ながら
うんうんと頷いている。

直人「2人とも今日は遅くまでありがとう。
お願いする時、また連絡するね！！」

広臣「ありがとうございました」

剛典「ありがとうございました！」

湊「こちらこそありがとうございました」

「ありがとうございました」

3人が車に乗り、走り出す所まで
見送りをする。

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