Tatarian aster~紫苑~ (ページ22)

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廉「ありがとう、A。
子供産んでくれて、ここまで育ててくれてありがとう
でも、もう1人で決めんとって
俺2人のそばにおりたい、
今まで何もできなかった分Aと廉斗を俺に守らせてや」

俺がそう伝えてから
座ったまま下を向いて静かに泣いているA

俺はそっとAの隣に座って
Aの背中をさすった

『__________だった』

Aが何か話したけど
声が震えてて聞き取れへんかった

廉「Aなんて言ったん？」

俺がそう聞くとAは涙を手で拭いて
そっと顔を上げた

『廉のことずっと好きだった
ずっと忘れようとしてたけど無理だった
私は廉がJrだった頃からずっと努力してたのを知ってた、
だから、廉斗を授かった時廉の夢を壊してしちゃうって思って別れたの
さっき好きじゃないって言ったけど、、、
ほんとは今でも廉がっ、すk！」

Aが言い終わる前に抱き締めた

廉「アホやなAは、、ほんまにアホや
俺が仕事頑張ってこれたのは全部Aがいてくれたからや
せやからAと廉斗が俺の夢壊すわけないやろ？
俺なちゃんとメンバーにもジャニーさんにも話したんやで
子供がおる事も好きな人がおる事も
そしたらみんな納得してくれて応援してくれたんやで、せやから大丈夫や」

俺はそう言いながら頭を撫でてやった

『ありがとう、廉、だいすきだよっ』

廉「俺もだいすきや
もう離さへんからな」

_____________チュッ

俺たちは5年ぶりにキスをした