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＊＊ ページ20
家に着いた
部屋のドアの鍵を開けた
『どうぞ』
廉「おじゃまします」
私が先に部屋の中に入っていった
廉も私の後を追うように部屋に入ってきた
『廉斗寝かしてくるから座ってくつろいでていいよ』
廉「わかった」
私は廉にそう伝えて寝室へ向かった
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廉side
保育園でAを待ち伏せして
声をかけてAの家まで来た
Aは廉斗を連れて寝室へ行ってしまった
Aの部屋は綺麗で流石やなって思った
部屋に入ってくる時玄関に5年前
俺とAで撮った写真が飾ってあったのには少し驚いた
でも嬉しかった
もしかたらって少し期待しながらAを待っていた
『待たせてごめんね。お茶入れるね』
廉「ありがとう」
Aはそう言うとキッチンへ行った
さっきまですごく冷たい目をしていたのに
なんだか今は5年前と変わらず優しい目をしたAに戻っていた
『はい、どうぞ』
Aはそう言って俺にお茶を出してくれた
廉「ありがとう」
そして俺の向かい合うようにして座った
『話ってなに？』
Aは真剣な表情をして俺に尋ねてきた
よし
俺は心の中で自分に気合を入れて
話し始めた
廉「あんな___
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作者名：むらさき | 作成日時：2019年6月11日 21時
