Tatarian aster~紫苑~ (ページ11)

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控え室を抜け出した俺は"ななせれんと"くんを探した
けど、子供めっちゃおんねん！
なかなか見つからんてキョロキョロしながら探していると

_______ドンッ

誰かと肩がぶつかった

？「すみません！」

廉「あ、こちらこそすみません」

ぶつかったのはこの保育園の先生やった
先生「それでは失礼します」
俺はお辞儀をして去っていこうとした先生を

廉「あの！」

引き止めた

先生「はい？」
廉「ここの子供達はみんなとてもいい子達ですね！」

とっさに変なことを言ってしまった
でもとにかく情報が欲しくて声をかけた

先生「そうなんですよ！みんな素直でいい子達です！」
廉「さっき俺、れんとくんと遊んだんですよ！
あの子めっちゃおもしろかったです！」

自分でも無理やりやな…って思うけど
しょうがない

先生「あぁー廉斗くん
あの子はこの園の中で一番強い子なんですよ」

一番強い子？
れんとくんのお父さんが関係してるんか

廉「強い子？どうゆうことですか？」
先生「廉斗くんはお父さんがいないんです。
お母さんが1人で育てていらっしゃるんです。
お父さんがいない分あの子は色々我慢してると思うんです、それで私一度聞いてみ
たんです。」

_____________先生「廉斗くんはお父さんに会いたくないの？」

____________廉斗「会いたいけどね、僕がぱぱのとこに行っちゃったらままが寂しいでしょ？ままはね！僕が守るの！」

先生「そう言ったんですよ、まだ5歳なのに、、。ほんとに強いですよね」
廉「そうですね、強い子ですね」

髙橋「廉撮影始まるよ！！」
廉「おん！すぐ行く！」
「先生お話しできてよかっです！ありがとうございました」

先生「いえいえ！この後の撮影もよろしくお願いします」

俺は先生と別れて海人達のところへむかった

先生の話を聞いて泣きそうになった
れんとくん、お父さんがおらんかったんやな

仮にれんとくんの母親がAだったとしても
もう、Aのところには戻れへんな

______________だってな

_______________俺はれんとくんの父親ちゃうから