【携帯で】引越し先はシェアハウス【歌ってみた】 (ページ9)

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｢あのね、luzくんは自分のことが大嫌いなんだ｣

自分のことを話すかのように
下を向いて、悲しそうに笑う

｢自分のことが、大嫌い、？｣

私の知ってるあの人はそんなんじゃないのに
親友であるこの人の口から告げられるあの人は私の知ってるあの人とはまるで別人

｢幼馴染を助けようとして逆に苦しめたことがあるって｣

耳を疑うどころじゃない。
だってあの人は、確かに私を拒絶したんだ
それなのに、そんな今更、

｢その幼馴染の名前は中津Aって言うんだ｣

君で、あってるよね？あまおうさん。

彼はどこまで私のことについて知ってるのだろう。
彼が知ってるということは、あの人も知ってるのだろうか。
知った上で、コラボをもちかけたのだろうか。

｢あ、安心して。このことは、luzくんは知らないから｣

昨日、カラオケルームで聞いちゃってさ、と言ってごめんなさいと謝ってくるまふまふさん。

｢僕はそんなluzくんになにも言ってあげられなかった｣

まふまふくんは、顔を歪ませた
その表情は、泣くのをこらえてるようだった。

｢luzくんが悪いわけじゃない。誰が悪いとかじゃないからluzくんだけが悪くないわけじゃない。なんて声をかければいいかわからなかったんだ。｣

僕は苦しんでるluzくんをただ黙って隣で見てることしかできなかったんだ

ついに、彼は涙をこぼして

これが、君の知りたがってた僕の闇だよ。

そう言って、泣きながら微笑んだ

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