49 ページ49
.
薬も飲んでくださいね
と薬を置いて部屋をでていこうとすると、
腕を引っ張られて 布団の中に引きずり込まれる
「病人には優しくしなよ」
ぎゅーっと抱きしめられる。
いや 私抱き枕じゃない、、
「俺薬嫌いだからさ、飲ませてよ」
昨日俺がしたこと、 Aからやってよ
と苦しそうな顔で言われるけど、絶対にやだ
いやいやいや、 私にはあんな大人なキスできません。
それに 好きた人でもないのに そんなの嫌だ
「もしかして、できないの?」
恥ずかしいの? それとも 気持ちよくなるのが嫌?
と見てくる
顔が 近い
そらるさんの色気に酔いそうになる
「さっきまでの威勢はどこいったの?できないの?」
挑発されてる ってわかってる
わかってても、イライラする。
「さっきまでの余裕、どこいっちゃったの?」
こんなにも顔赤くしてさぁ と顔に手をそえられる
ほんと、色気すごいなぁ、この人
更に体を寄せられて今でも充分近い顔の距離がさらに近くなる
「そらるさんが 放してくれないからできないだけです」
離れてくれるのと同時に逃げよう
そう思って余裕そうにそう言うけれど、
離れてくれても、動けない
「逃げようって思ってた?させないよ。 ほら、やって」
もうこの際、この人の色気に酔ってしまった方が楽なのかもしれない
.
289人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あっし | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/user/aceofsexyzone
作成日時:2017年2月21日 2時