48 ページ48
.
｢今日Aのこと襲ったヤツら、多分明日くらいにAのこと脅すと思います｣
｢どゆこと？｣
｢luzさんとキスしたこと言っていいのかって｣
歌い手をしている以上、その事実が広まることは大分問題になる。
付き合ってる。と公言することも難しい
今考えると、簡単にわかることやったのに…
｢あいつは、責任感じて断れないとおもいます。｣
｢ええよ、俺は。｣
｢え？｣
｢もしバレてもええ。｣
｢でも、そんなことになったら活動に支障が…。それこそあいつ、責任感じますよ｣
｢俺とあの子が付き合ってないことは事実や。だから事実をのべればいい。｣
｢事実って…｣
｢そらるさんの妹が襲われてるのなんてみたら、そうするしかないやろ。それ以外にどうやって助ければいいか、僕にはわかりませんでした。って言うしかない｣
リスナーを騙す みたいなことはしたくない。
でも、あながち間違っていないはず
あの時俺がああしてなかったら、あの子は助けれんかった。
きっとあの場面に出くわしたのが俺じゃなくても、そらるさんでもまふでも天月すんでも、そうしたはず。
｢まぁ、細かいことはそらるさんやまふと要相談、やな。あの子にはウォルくんから話といてもらえへん？｣
｢…わかりました。でもあの、お願いがありまして…｣
｢…お願い？｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あっし | 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/user/aceofsexyzone
作成日時：2017年10月22日 9時
