××フレンド (ページ30)

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｢ウォルくんと杉本さん、知り合いだったんやね｣

ニコリと優しそうな笑顔で言ってくるluzさん

｢猫、被らなくっても大丈夫ですよ｣

｢へー、杉本さんあんなこと話したん？｣

はははっと乾いた笑い声が部屋に響く

｢なんで、コイツなんですか｣

｢なんで、とかはないよ。ただ俺に作り笑いで挨拶してきてるのが気に食わなかっただけ｣

｢それだけ、ですか｣

｢せやで。それに隣の家だったらいつでもできるし。｣

まぁまさか、そらるさんの幼馴染とは思ってなかったけど
と楽しそうに笑ったあと、Aに触れようと近づいてくる

｢そんな警戒せんでよ。ウォルくんの目の前でしたりはせんからさ｣

今は、ね
とぺろりと舌で自分の唇を舐めて笑う

俺でもわかるこの色気

Aはこの色気にやられちゃったのかぁと思うと少しだけ理解できる

｢ウォルくんも１回してみればわかるよ。絶対、ハマるから。｣

勝ち誇ったような笑みを浮かべて、部屋を出て行った

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