NCT+1 / 3 (ページ9)

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(Haechan side)
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「で？Aは朝からどうしたの、珍しい」
　
　
「ヘチャナ、もう昼だよ」
　
　
「うん、そうなんだけど今大事なのはそこじゃなくて」
　
　
　
　
　
　
　
いまいち噛み合わない会話と、くすくす笑うA。Aが楽しそうだから何でもいいや。
　
　
　
　
　
　
　
Jy「ヘチャンもコーヒー飲む？」
　
　
　
　
　
　
　
ふらりとリビングにやって来たジャニヒョンの一声で目覚めの一杯をゲットして、今日は何しようかな、と考えを巡らせているとチャイムが鳴り響いた。
　
　
　
　
　
　
　
Dy「A～！届いたぞ～」
　
　
「わーい！」
　
　
　
　
　
　
　
ドヨニヒョンが段ボールを二つ抱えてやってきて、Aが嬉しそうな声をあげた。どうやら何かが始まるらしい。
　
　
　
　
　
　
　
「ヒョン、何それ」
　
　
Dy「これ？今回のアルバムだよ。AがCDショップに行きたいって言うから、俺も買うつもりだったし一緒にネットで注文した」
　
　
　
　
　
　
　
恒例になっているドヨニヒョンのCD開封に、今回はAが乗っかったらしい。Aがうきうきわくわくしてるのはこれのせいか。
　
　
　
　
　
　
　
Dy「A開けていいよ」
　
　
「やった！じゃあ開けちゃいます！」
　
　
　
　
　
　
　
とりあえずケータイのカメラを起動させて録画モードにする。あとでツイッターに上げよっと。
　
　
　
　
　
　
　
段ボールを開けて出て来たのは今回のアルバム。二形態が二冊ずつあって、Aが一冊ずつ自分とドヨニヒョンの前に並べた。
　
　
　
　
　
　
　
「いつ見てもCDに見えない」
　
　
　
　
　
　
　
不思議そうにアルバムを眺めるAが無邪気で可愛い。ドヨニヒョンが「Aこっち向いて」とケータイを向けると、アルバムを両手に持ったAがにっこり笑って、シャッター音が響いた。
　
　
　
　
　
　
　