【DAYS】soccer girl !! (ページ7)

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練習後、少し君下に用があって部室に行くと中では何やら楽しそうにしていた

耳を澄ませて聞いてみると

「そこまでねーって！」

「脱ぐとすげーかもしんねえだろ！」

「絶対ねーな」

「み、皆…生方さんに失礼だよ」

千加ちゃんの話？

でも千加ちゃんに失礼ってどういう事

「Bあんのかな」

「いやいや、あれは胸に行くはずだった栄養が頭にいってるからなあ」

成る程成る程

流石は思春期男子ですなあ

ガラッと戸を開けて回りを見渡すと笑っていたであろうつくちゃんを除く一年と呆れている君下や喜一

そして大人の対応をしている三年生の皆

『千加ちゃん、呼んでこようか』

「「すんませんっした！」」

はあ、とため息をついて空いているパイプ椅子にドカッと座って脚を組む

『いいご身分だなあ、一年共。あ、つくちゃんは大丈夫だからそんな怖がらないで、うん』

「は、はい…」

『まあ、思春期男子だからそういうのはあるかもしれん。だが、千加ちゃんに手出したら根性たたきのめすぞ、こら』

「「はい！」」

「で、てめえは何でここにいる」

『そうそう。アンタに渡したいものがあって』

ゴソゴソとスカートのポケットから紙を取り出して渡す

『頼まれてた学校のデータ。めんどくさかったから簡潔に纏めてるけど』

「そうか。唯一の長所が役に立つな」

眼鏡をかけて真剣に読んでいるのかと思えばそんな皮肉染みた言葉に腹立つ

「はいはーい！Aちゃんにしつもーん」

『何』

「なんで馬鹿なのに情報収集はできんの？」

『馬鹿なのには余計だ。ちょっと、ね…』

「じゃあ質問変えんねー。Aちゃんのスリーサイズをズバリ！上からどうぞ！」

殺意が湧いた

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