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上を向くと目付きが悪い私と同じ滅竜魔導士の顔があった
『目付き悪…』
ｶﾞｼﾞﾙ 「支えてやった奴に言う言葉か！たく、お前、化物かよ。あのおっさん倒すなんてな」
『化物？それを言うならお前の方が化物だろ。鉄食うって何？体内どうなってんの？』
ｶﾞｼﾞﾙ「あ！？お前はどうせ氷なんだろ！捻りがねえな」
『シンプルが一番だから』
ｶﾞｼﾞﾙ「なんなら景気付けに一発お前の口にお見舞いしてやってもいいんだぜ？」
『売られたケンカは買うのが私のポリシーだ。なら私は100倍で返してやろう』
「『ガルルルルッ』」
ｴﾙｻﾞ「やめないか、お前達！」
エルザにビビりまくりなガジルをこっそり笑う
そんな事よりも、と話をはじめるエルザ
信号弾を見たかと尋ねてくる
『いや、私は見ていない。ジュラに一瞬やられた時以外は気を付けてたんだが…』
もしかしてその間に打ち上げられた？
だけど、皆も見てないと言う
なら、向こうで何かあったのか…
『考えていても仕方ないな。とりあえず、皆の所に戻るのが先決か…』
ｽﾃｨﾝｸﾞ「あのさ、」
ｶﾞｼﾞﾙ「辛気臭え顔すんじゃねえよ」
ｼﾞｭﾋﾞｱ「ちょ、ガジル君！」
ｽﾃｨﾝｸﾞ「いや、何でナツさん、出場してなかったの？」
ﾚｸﾀｰ「何か、あったのですか。ナツ君に…」
ミラやウェンディ、シャルルだっている
きっと無事だろう？
ナツ…
『とりあえず、皆の所に戻っ…』
ｽﾃｨﾝｸﾞ「Aさん！」
傷が痛んでまた倒れそうになるが今度はスティングに支えられる
すると地面から足が浮いたと思えばスティングに横抱きされていた
『お、下ろせ！』
ｽﾃｨﾝｸﾞ「そんな怪我じゃまともに動けないだろ」
『私には気合いと根性というものがだな』
ｽﾃｨﾝｸﾞ「はいはい。今日の所は勘弁してよ。どうせ行く場所は同じなんだ」
言い返せる言葉はなく、大人しくするしかなかった
『じゃあ、せめて、おんぶで』
ｽﾃｨﾝｸﾞ「ロマンがねえ人だなあ」
『うるさい。……それじゃ、ちょっと休ませてもらうわ』
ｽﾃｨﾝｸﾞ「おう」
目を閉じると上下に揺れる事が少し気持ちよく思えた
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来希(プロフ) - 匿名さん» 直しました。誤字の指摘ありがとうございました。 (2017年3月26日 10時) (
レス) id: 60f7ab75e8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - こんばんは。あの、魔導師ではなく、魔導士だと思うのですが… (2017年3月25日 22時) (レス) id: 1a92359a8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来希 | 作成日時：2016年8月3日 13時
