絶対エースが、記憶喪失になりました。―HSJ― part2

●ろくじゅうさん● ページ22

有岡side





長い、夢を見ていた。





その夢は、今も頭に…記憶に残っている。






どこを見渡しても真っ暗で。 誰もいなくて。





声を出しても、叫んでも、誰にも届かなかった。




それ以前に、声が出なかった。







そして、何より……心細かった。






『助けて』、『寂しい』。





ずっと………叫んでいたつもりだった。




でも、突然、声が出た。






なぜかはわからないけど、ある人を見たから。




それは、山田だった。






大「っ、山田っ！！」





山「……大…ちゃん？」





大「！ わかるの？！ 俺のこと……！！ 」





ただただ嬉しかった。



山田の中に、"俺"という存在が甦ったことが。





でも、






山「……大ちゃんは分かる？」


知らなかった、


大「……？何が？」





この夢の中の山田のある言葉で、




山「あのね？」





山田の気持ちを知ることに………。








山「……大ちゃんのせいで、俺は。」







さっきまでヘラヘラしていた山田の顔が急に真顔になり、その目には、何も映っていなかった。





……オレノ…………セイ………デ……？？？






(ФωФ)(ФωФ)(ФωФ)(ФωФ)


更新サボってすみません……。


ネタが思い付き次第更新していきますので…！

コメントくれると更新ペースUP！？(((

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