●ごじゅうご● ページ13
伊野尾side
伊「大ちゃん!!大ちゃん!!」
さっき、急いで風呂場から大ちゃんを連れて出て、今はリビングで出血を止めようとしている。
包帯を巻いてるけどすぐに赤くなって……!!
伊「っっ…どうしよう……そうだ、救急車っ…!!」
やべぇ、焦りすぎて手が……。
プルルルル……プルルルル……ガチャッ
『はい、消防局です』
伊「す、すいません! あの、救急車をお願いできますか…っ!?」
『わかりました、どこですか?』
伊「えっと、…●市の×町です!」
『●市の×町ですね?すぐ向かいます』
伊「お願いします……!!」
電話が切れる。
伊「大ちゃん、もう少しで救急車来るから…!! 絶対に、死なない…で…!!」
少しずつ低くなる大ちゃんの体温に恐怖を覚えた。
涙が止まらない。
伊「…生きていて…!! お願いっ……!!」
気がつくと手術室の前だった。
多分、色々あって記憶が飛んだんだろうな…。
フッと『手術中』のランプ(?)が消えた。
手術室から大ちゃんが出てくる。
もしかして…!!
先生が大ちゃんの後を追うように手術室から出てきた。
その先生の顔は優しい笑みを浮かべている。
先「伊野尾さん、有岡さんは助かりましたよ」
伊「ありがとうございます…!! よかった…!」
心底安心した〜…!
先「でも、当分目を覚ますことはないですね…」
伊「ちょっとさみしいですけれど…もう2度と目を覚まさないわけではないので、全然大丈夫です。」
まぁ、さみしいけどね。
ゆっくり、大ちゃんの目が覚ますのを待つことにするって決めたしね!
でも…出来るだけ早く目、覚ましてね。
《オマケ》
先「……ところで伊野尾さん…」
伊「はい?」
先「明日木曜日ですけど…大丈夫ですか?」
伊「へ? ……あっ! めざまし!」
今の時間は……午後11時?!
伊「やっべぇ! すみません! 明日も来ます!
ありがとうございました!」
ペコッと頭を下げて玄関ホール?に向かう。
明日は寝坊しそうな気がするっ!!!
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sinku(プロフ) - 日波 輪廻さん» コメントありがとうございます! あまりに病院行かないんで病室の番号とかあまり詳しくなくて…! 指摘ありがとうございます! 更新頑張ります! (2017年8月6日 0時) (レス) id: 627293199a (このIDを非表示/違反報告)
日波 輪廻(プロフ) - 今一気読みなうなんですけど、 65話の号室0415は、大ちゃんの誕生日からと思うんですけど、4と9は死苦だから病院の号室では無いと思います。あと更新頑張って下さい! (2017年7月28日 5時) (レス) id: 844397a5e3 (このIDを非表示/違反報告)
sinku(プロフ) - Ryoさん» コメントありがとうございます! 言われて気がつきました(;´∀`) 酸素マスクですね(笑) 間違いを指摘していただきありがとうございます! (2017年6月2日 19時) (レス) id: 627293199a (このIDを非表示/違反報告)
Ryo(プロフ) - 凄い面白くていつもやめ時が分からないくらい読み込んじゃいます!P.S.気に障ったらすいません!「酸素ボンベ」ではなく、「酸素マスク」 (2017年6月2日 17時) (レス) id: 1394eab986 (このIDを非表示/違反報告)
sinku(プロフ) - 有岡ゆーかさん» コメントありがとうございます! なんか危ない方向に向かっちゃいました(汗) また今日も更新しますね! (2017年5月8日 7時) (レス) id: 627293199a (このIDを非表示/違反報告)
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