俺の寿命、あと一ヶ月らしいです。 ｰHSJｰ【arym】

きゅう ページ10

山田side




いえい←



収録終わった★←





そういや遅れて楽屋に着いた途端、やぶひかに怒られました★←







……えーっと、次の仕事は…皆で雑誌撮影かー←切り換え(((









今日誰とペアで撮影するんだろ……






そう思いながらスケジュール帳を開こうとする。





大「山田ぁぁぁぁぁぁっっ！！！！」






山「うぇあぁぁぁぁぁっ！？」







開こうとした瞬間、後ろから大ちゃんが飛びついてきました……ビビった。





山「何？！ビビった！！」




大「えへへーっ(笑)

ごめんごめん」





山「ごめんって……ホントに思ってる？」





大「思ってるよぉ？(笑)」





山「笑ってる時点で信じれねぇなぁ」





大「なんで？！信じてよぉぉっ！！！」





俺が座っている椅子をガッタガッタ揺らす大ちゃん。





やめて酔いそう←






山「で？用件は？」





大「あっ！そうそう！！
今日のペア撮影、俺ら一緒にやるって！」






山「おっ！マジ？」






大「うん！楽しもうね！」






__________________


-撮影スタジオ-





ｶｼｬｯ!




カメ「ちょっとポーズ変えてみよう！…そうそう！！いい感じ！」






ｶｼｬｯ! ｶｼｬｯ!






しばらくして、休憩時間になった。





大「ねー山田」




山「何？」




机の上にあったペットボトルのお茶を飲んでいる俺に大ちゃんが話しかけてきた。





大「楽しいね」






そう言って、はにかんだ。





山「…そだね」







その笑顔につられ、俺も笑う。






__________________と、その時だった。







_____________いきなり視界から大ちゃんが消えた。





それはとても一瞬だった。






「え、」と思った瞬間、膝に重さを感じた。









山「…大…ちゃん、？」

じゅう→←はち

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す