さんじゅういち ページ32
有岡side
あの後何だかんだでオムライスを作ってくれて風呂順番に入ってゲームして夜ベッドに俺、ソファに山田、という形で眠りにつき、あっという間に朝。
ホントは山田がベッドで俺がソファ、で良かったんだけど。
山田が 大ちゃんはベッドで寝な って言ってくれて。
…すぐその言葉に甘えちゃいました←
とりあえずこの話は置いといて、目を覚まして山田が寝ていたソファへ向かうと誰もいない。
山「あ、大ちゃんおはよ
うるさかった?」
どこ行ったんだろうと探そうとしたらキッチンからそう言いながら ひょい、と顔を覗かせる。
大「おはよ、別にうるさくなかったけど
…いい匂いする」
山「朝ごはん作ってて。
完成したから食べよ」
大「マジで?! 嬉しいありがとう!」
「皿とか材料とか勝手に使っちゃったけどゴメンね」と謝る山田に「むしろ使ってくれて嬉しい」と笑って答えた。
皿をテーブルまで運んで2人向かい合うような形で席に座り「いただきます」と手を合わせる。
大「これから病院行かなきゃなのかー憂鬱ー」
山「あ、その事なんだけどさ、今日俺仕事あるから大ちゃん病院に送ってからそのまま直で行くね」
大「え、送ってくれんの?! いやそうじゃなくて…仕事あったんだ…なんかゴメンね」
うはぁ、これもしかしたらちょっと迷惑だったパターンだわ
山「いや…別にいいんだけども
あのまま帰ったら帰ったで大ちゃんの事心配で仕事にも身、入らなくなるかもしれないし
それにお泊まり、久しぶりで楽しかったから」
そう言って顔を真っ赤にさせた。
うわ、可愛い((
大「へへ、泊まってよかったっしょ?」
山「たまにはね」
にっこり笑いながら言えば真っ赤にして照れながら返答をしてくれる。
こんな毎日もっと続けばいいのに、なんて思いながらも時間は段々進んでいき、朝ごはんを食べ終え、出かける準備をして山田に病院まで連れてきてもらって。
検査して、あっという間に検査結果が出たらしい。
「有岡さん、どうぞ」
大「はい、」
診察室に呼ばれて入る。
そこには重い空気が漂っていた。
「…有岡さんの検査結果が出ました」
重々しく口を動かす先生。
…何か重い病気なんだ。
手の拳を強く握った。
「有岡さんの検査の結果、まだ誰も発症してない、
新種のガン、だと思われます」
ほら、ね。
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sinku(プロフ) - 山田侑李さん» コメントありがとうございます! 最高なんてそんな勿体ないお言葉ありがとうございます……!>< これからも頑張って更新していきます! (2018年5月14日 20時) (レス) id: 627293199a (このIDを非表示/違反報告)
山田侑李 - この作品最高です!最後どうなるか楽しみにしてまーす!頑張ってくださいね〜〜 (2018年5月14日 19時) (レス) id: cba94273b6 (このIDを非表示/違反報告)
sinku(プロフ) - あーりーさん» ストーリー良いですかっ……?! そんなこと言ってくださりありがとうございます!! 更新頑張りますっ (2018年2月16日 0時) (レス) id: 627293199a (このIDを非表示/違反報告)
あーりー - この話、ストーリー良いですよね♪いや、有岡担だからなんですかね〜?…とにかく更新、応援してます!! (2018年2月11日 0時) (レス) id: 11094a1f38 (このIDを非表示/違反報告)
°・Reiri・° - ハッピーエンドで終わってほしいです…! 更新、頑張ってください! (2017年12月4日 17時) (レス) id: 4e4090f9f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真紅 x他1人 | 作者ホームページ:あっとまーくじゃんぷ。
作成日時:2017年4月28日 23時