謎奇才vsエゴイストvs悪女。【ブルーロック】

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午前中にチームＹ 対 チームＺの試合が１対２で終わった。







仕事が終わって、絵心さんに許可を貰ったからモニタールームで試合映像を見てた。





ちなみに部屋はチームＺの所。


今日の試合まぁまぁ面白かったからな、下手くそは下手くそだったけれど
絵心さんの"武器を持て"って言葉が効いていたと思う。



蜂楽廻のドリブル、


臥牙丸吟のゴールシーン、


潔世一のゴールシーン、




底辺にしては成長してたと思う。

私も一応指導者の仕事もあるが一次選考の内はやらないし……









「お、」





ドアが開いたと思えば豹馬が立っていた、





「なに、お前も見にきたん？」



「まぁな、」





「お前はさ、もうサッカーやる気無いの？」



「どーだろ、
　もし。豹馬がここで吹っ切れて、
　再び走り出すならまぁ…ワンチャンあるかも。でも今の所きっかけも無いし、
　私に巻きついた鎖は錆びて取れなくなってきてるからね〜」



「ふーん。」





「どーお？潔世一のゴール。」





「諦められるかも、な…。コイツ見てたら、」





「そ。私は諦めようが前見ようが応援すっからさ」







少し目を見開いた後、微笑む豹馬。


「おー、」









その時、自動ドアの開く音がして二人で同時に振り向くと、

そこには潔世一が立っていた

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