ラッキースケベから始まる恋はあるのか (ページ19)

今日:2 hit、昨日:51 hit、合計:395,955 hit

19話ページ19

(え、なに、この謎展開…)

どう答えるのかが気になりエースを見つめる

エース「先輩、監督生は部活に真面目に参加して、気分で人を絞めない人が好きって言ってました。」

(こっ、こいつ人の好意を利用しやがったッッ！！！！)

まぁ、エースらしいと言えばらしいのかと苦笑いが溢れる

(ん…というか…)

A「フロイド先輩！！私、男ですよ！？」

(そういや忘れてたけど、私、今男装してるんじゃん！！)

フロイド「はぁ？何いってんの？小エビちゃんはメスじゃん」

当然のように答えられる回答に呆気にとられてしまう。

A「え、バレて…？？」

フロイド「なに、もしかして隠してるつもりだったの？それで？ウケる～」

ケタケタと笑うフロイド先輩に私は唖然とすることしかできない。

ジェイド「こらこら、フロイド、女性にメスだなんて失礼ですよ」

今まで和かに見守っていたジェイド先輩がフロイド先輩を嗜めるように言う

A「もしかして、ジェイド先輩も知ってたんですか…？？」

恐る恐る聞き返す私に対し「はい」と笑顔で返事をするジェイド先輩

A「え、なんで…？？」

ジェイド「皆さん気がつかれていると思いますよ、男とは明らかに骨格が違いますし、それに…」

ジェイド先輩は私の顔を見るとニヤッと笑う

ジェイド「監督生さんは女の子です♡って顔をされてますから」

そう言って私を嘲笑うようにクスクスと笑う

完璧に馬鹿にされているが、それよりも

A「やっぱり皆んな気がついてたんじゃん！！」

そら見たことかと、エースの方を振り向くと心底驚いた顔をしていた

エース「嘘だろ…、だってこの直滑降だぞッ？！」

A「誰が直滑降だァ！！！！？」

その後、しっかりと授業に遅刻し、3人＋1匹で仲良くお説教をくらったのだった