勝負は相手の観察から ページ20
【沖田目線】
へぇ〜。本気でねぇ……やってやりまさｧ
「始め！」
とっつぁんが合図を出すと同時にAさん動く気配もなく、俺の方を見るだけだった
「沖田さんからどうぞ！」
…随分となめられたもんでィ
面白れー
「じゃあお言葉に甘えて」
そう言って俺は瞬時にAさんの背後に立ち素早く竹刀を振り落とす
そこにいた全員が決まったと思った。
だが、
「力と素早さは十分に有ります。ですが少し行動が単純過ぎます。単純な相手だったらきっと直ぐに倒せると思いますが、その行動が相手に読まれてしまったら。簡単に背後を取られちゃいますよ？」
Aさんは俺が竹刀を振り落とした隣に、いや、俺の背後にたっていた
「はい、一本。」
その言葉と共にAさんの持っていた竹刀は俺の首の隣にあった
まじかよ…
俺らの試合を見ていた土方コノヤローもAさんを連れてきた近藤さん達も全員が固まった状態だった
「……一本！」
とっつぁんの一言で全員が我に返りその空間に静寂が訪れた
【貴女目線】
………み、皆黙っているけど私、何かしただろうか……もしかして試験失格！？
ど、どど、どうしよう！？失格したら自分の返る家が無いどころかミツバとの約束も守れない‼
私が一人心の中でわたわたしてると、一人の隊士さんが
「す、すげぇ！あの沖田さんを簡単に倒しちまった‼」
そう言った言葉から皆一斉に騒ぎ出す
その隊士達の中から近藤さんと松平さんと…………もう一人誰か知らない人が歩いてくる、聞いてみよう
「沖田さん、沖田さん。あの黒髪で目付き悪くて煙草吸ってる人って誰ですか？」
「あぁ、あれは土方コノヤローって言う俺の部下でさぁ」
「へぇーそうn「おい総悟！変な名前付けんじゃねぇ！俺の名前は土方十四郎だ！お前が俺の部下だろうが！後お前も真に受けるな！」は、はい」
はぁ、と呆れたようにため息をつく土方さん
それを見て笑いながら近藤さん達がやって来た
「それで、とっつぁん。Aちゃんは合格と言うことでいいか？」
「あぁ、全然OKに決まってんだろ
と言うわけでお前等、改めて挨拶しろ」
そう言うと近藤さん達は私の方を向いた
_____________
江戸っ子口調おかしくなってそう(-""-)
間違ってたらごめんなさい！
終わり
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暁(プロフ) - ありがとうございます！(:∇:)頑張ります！！ (2019年2月3日 10時) (
レス) id: 152fbfe2c5 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - めっさおもしろいです！更新頑張って下さい！！ (2019年2月3日 9時) (レス) id: 433faf7547 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 更新頑張ります！教えてくださって有り難うございます！土佐弁、勉強してみます！ (2019年1月27日 11時) (レス) id: 152fbfe2c5 (このIDを非表示/違反報告)
(о´∀`о) - あの、クリスマスの回の最後の方の人(名前出さない方がいいですよね…)ぜおではなくぜよではないでしょうか？土佐弁難しいですよね… (2019年1月26日 23時) (レス) id: 6d297ea0f7 (このIDを非表示/違反報告)
(о´∀`о) - 更新待ってます！ (2019年1月26日 22時) (レス) id: 6d297ea0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2018年12月9日 13時
