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それから姉さんは大きな動きを見せなかった。
一度四級に落ちた乙骨くんも特級に戻ってたし、俺の身の回りでも何も変化は起きないはずだった。
というのも現在進行形で上の人間に呼び出され憂鬱な気分に落ちているのだ。
「お前は自分が取りこめる呪力の量を知っているな?」
『えぇ、まぁ』
「とある呪物の封印が弱まっている。そこでお前にその呪力を取り込んでもらう」
『……その呪物ってなんですか』
「両面宿儺の指、といえば分かるか?」
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『死。これは死です。』
流石に両面宿儺の指のレベルになれば……
『俺死ぬよな……』
呪力にのまれて、消滅する未来しか見えない。
『まぁ、消滅した時は消滅した時でしょ。
人はいつか死ぬんだし。うんうん』
いっかと軽く笑い、各地で受けた任務をこなしていた。
数ヶ月後状況が変わるなんて思いもしなかったが。
_________
『ブーーーッ!!!
は、はぁ!?一般人が宿儺の指取り込んで今高専の1年やってるゥ!?
なんだよそのバグみたいな出来事。アホか?』
傑からの電話になんとなく出たところ情報過多すぎる内容に思わず飲んでいたものを吹き出してしまう。
「しかも、悟のクラスだよ」
『これ以上情報量増やすなよ……あーーー……ほんと、どうせ、死刑になったところを悟がゴジョーケノチカラー言うて庇ったんでしょ』
「そ、よく分かってるね」
『乙骨くんもそうだったじゃんか。……なぁんか今年やばい事起こりそうだな』
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直哉くん、五条たちの一個下ですね!!!!
うぅんこの小説同年齢として書いてたので………まぁいいか!(適当)
もう少しで終わる予定ですので許してお兄さん……
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雪だるま - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2021年4月10日 15時) (レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます!これからも、更新頑張ってください! (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杜若 | 作成日時:2021年4月6日 7時