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虎杖悠仁……
コイツは一体何者なんだ……?
俺の情報網を使っても、ごく一般的家庭の子としか結果が出ない。何世代先の記録を探ってもそれという情報は無い。
「なーに考えてんの?」
虎杖悠仁について考えていると、急に視界いっぱいに広がる悟の顔。両目を隠している布もわざわざ外していたため、呆れてため息をついたあと、その顔面を手で押しのける。
『……お前さ、ただでさえ顔いいんだから急に顔近付けるとかやめろよ。俺とか傑とか硝子は許すだろうけど他のやつやったらめんどくせぇぞ』
「えっ、ごめん……責任とらせて」
『は??……で、今日は先生とかと用があるって言ってたよな?なんでここいんのよ』
「悠仁のおべんきょーに丁度よさそうなヤツがいてね」
目的地向かう途中で狙われたって所か、しかしまぁ、五条悟の命狙うって、相当馬鹿な呪詛師か自信を持っている呪詛師かかなり強い呪霊だろうな。ま、呪詛師との戦闘見せてもしゃーねぇし呪霊が妥当か。
目の前の男は、俺にも行くか?と誘ってきたが、さすがに面倒だからパスしておく。それを聞いた悟はしょんぼりしながら虎杖悠仁とどこかへ飛んでしまった。
『それにしても、五条悟に喧嘩売るなんて本当に相当な自信家だな』
すると狙ったかのように依頼のメールが飛んでくる、俺はそのメールに目を通したあと一人になった部屋を後にした。
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雪だるま - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2021年4月10日 15時) (レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます!これからも、更新頑張ってください! (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杜若 | 作成日時:2021年4月6日 7時