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呪術高専の中を歩いていると不意に後ろから｢芥先生！｣と声をかけられる。声の主は虎杖悠仁。あんまり関わりたくないんだがここで離れるのも後から面倒だ。
その場で立ち止まり、声がするほうを見るとブンブンと元気に手を振り、こちらに走ってきた。
さてと何を言われるのかな………
『え、呪霊の力を上手く利用する方法？』
｢そー！五条先生から聞いたんだけど、芥先生凄いんだろ！｣
『ん〜…俺先生じゃないんだけどなぁ。
まぁ、並の人間よりかは力持ってると思うけど。その前に悠仁は、宿儺と和解する所からかな』
｢和解！？無理でしょ！？｣
『というか、俺は自分が取り込んだ呪霊との関わりは無い。どちらかと言えば呪霊の呪力を使っているからな。
悠二の状態はそれだけ厄介なんだよ』
そう言うとうーんと少し悩む姿を見せた。
若いのにそれに先日まで普通の高校生活を送っていた子がこんな境遇になるなんてな。
とりあえず頭を撫でておく。
『まぁ、考えすぎんな。お前はこっちに来たばっかりだしな。難しく考えずに徐々に慣れてけばいいよ。悟がいる限り悠二の身は安全だろうよ』
｢そっか！ありがと、芥先生！｣
『あと、俺は先生じゃないから、先生は付けなくていい』
｢え？じゃあ……｣
『Aでいい、そう悩むことでもないだろ？』
｢わかった、じゃあねA！俺授業あるから！｣
そう言うと手を振って教室の方へ走って行った。
確かに名前で呼んでいいと言ったけど呼び捨てかー…と少し考えたがまぁいいか。
｢わっ！｣
『……相変わらず子供っぽいな悟』
｢え、子供みたいに可愛い？｣
『やかましい』
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雪だるま - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2021年4月10日 15時) (
レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます！これからも、更新頑張ってください！ (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜若 | 作成日時：2021年4月6日 7時
