八十八話 ページ42
『…？あれ、ドフラミンゴだ……何処か行くみたいだけど……
ま、いいか……嫌な感じしたし……』
ある程度自由にさせて貰えてるお陰で、ロシーとエースに送るための手紙がかけた。後は……
(力を貸して)
空にいる鳥に語りかけると、一羽の鳥が降りてくる。首にビブルカードを入れた透明の容器のついた紐をつけ、足に文を括り付ける。悪魔の実の能力が付与出来ないからどうも出来ないけど……
『貴方が無事たどり着けますように』
多少の加護を与え、空へと羽ばたかせる。
天候の変化程度では恐らく負けないはず……これで無事二人に届けばいいが……。
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数時間前
パンクハザード付近に停まっていた麦わらの一味の船サニー号だが、その船には麦わらの一味以外の者が残っていた。
｢……なぁ、エースここまで来て俺たちお留守番で良かったのかな｣
｢下手に俺はまだ動きたくねぇ、海軍の可能性があるなら尚更だ……それに、海軍の船が居るかもしれねぇ
俺達の船で出てくのも危ねーよ
Aも、ロシナンテの事が海軍にバレるのは避けたいって言ってたしよ｣
｢そうだけど……アイツら島に行ってから全然戻ってこないどころか人の声がだんだん聞こえ……｣
｢ルフィの事だ、なんか巻き込まれてんだよ
ま、アイツらなら無事帰ってくると思う…ん？人の声だと？｣
二人が船の外を見るとそこには人の影が沢山あった。しかし、ロシナンテは人混みの中に知り合いが居たのか焦りサニー号の中に隠れようとするが綺麗にずっこけてしまう。
｢どうしたそんなに焦って、知り合いでもいるのかロシナンテ｣
｢いや…まぁ、そうなんだけどな……Aとまだ顔合わせないって二人で決めてて……｣
｢あー…成程な、んならちょっくら隠れっか｣
｢あぁ…｣
エースとロシナンテが船の中に隠れて少し経ったあと、二人を探すサンジの声が聞こえたのでエースが反応して見せた。
｢どうした｣
｢お前らがどうしただよ、まぁ色々あってなここで会った奴らと宴すんだが、お前らも食わねぇか？｣
｢……ロシナンテの方がワケありでな、それに海軍も居るんだろ？俺達は表に出れねぇ……俺達の分の飯は気にすんな｣
｢！そうか、分かった……ならここ発った後になんか作るな｣
｢悪ぃな｣
正直宴と聞いて外に出て行きたいエースだったが、海軍の姿が見えたのは確かなのでここにロシナンテと一緒に隠れる事にした。
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杜若(プロフ) - miriaさん» コメントありがとうございます！徐々に多忙になりつつあるので更新頻度落ちますが頑張ります！ (2022年8月18日 0時) (
レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
miria(プロフ) - つづきすごく気になります！更新頑張ってください！ (2022年8月17日 15時) (レス) @page24 id: 56e40795a8 (このIDを非表示/違反報告)
杜若(プロフ) - へびとかげさん» コメントありがとうございます！コメント頂けるだけでも私はとても嬉しいのでそんなことないですよ！更新頑張ります！ (2022年8月12日 18時) (レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
へびとかげ(プロフ) - ほんと好きですぅぅぅぅぅぅ😭大事な場面でこんな不躾なコメント申し訳ありませんがめっちゃ面白いってことをホントに伝えたいです！更新ゆっくり頑張ってください！応援してます！ (2022年8月12日 16時) (レス) @page9 id: a209224dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜若 | 作成日時：2022年8月10日 6時
