八十五話 ページ39
『…ドフラ……ドフィはなんて話してたの？』
｢コラソンに連れ去られて、それから行方不明だって言ってたわ｣
『そっか』
ここでは、話を否定するのはあんまり良くないだろう。どこもドフラミンゴ信者…いや、ドフラミンゴに洗脳されたと言った方がいいか…そんな奴しかいない。
｢そうだ！外行かないかしら？｣
『外？……いや、許可はされてないから……』
｢……そっか、なら若さまがいいって言ったら絶対一緒に外に出ましょうね！｣
『えぇ……』
するとデリンジャーは、外に行くと言って離れていった。
まるで嵐のようなやつだと走っていく方向を見た。
外が見える位置に移動すると、少し街が見えた。…あれが、ドレスローザという街かとドフラミンゴが治めている国にしては明るそうでなにか裏があるのでは…？と思う。
というか、ドフラミンゴが国王の時点で裏しかないだろう。
ロシナンテとエースはどうしているだろうか……
馬鹿な考えをして、ドレスローザに来る、なんてやめてほしいが……
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その頃、ロシナンテとエースは、たまたま航路が同じになった麦わらの一味と合流していた。……と言うより、ルフィがエースを離す気配がなく仕方なくということや悪天候で海が荒れていることもあり一緒に乗っている形だ。
一応麦わらの一味はAと交流があったため、その仲間のロシナンテも歓迎された。
｢なぁなぁ、Aは？エース一緒に居たんだろ？｣
｢……拐われちまったんだ
だから、俺はソイツを追う為に先を急いでたんだがな｣
｢何ィ！？Aさんが拐われちまっただと！？
そそそそれは一大事じゃねぇか！！｣
何故かサンジが同様している中、ナミが話の輪の方に歩いて近づく。
｢最初に言ってたじゃない！
用があるから先急いでるって！それなのにアンタが止めるからでしょ！｣
｢にしし、でもエースと一緒に居たいし｣
｢……Aさんの行方の宛はあるのかしら？｣
｢拐った人間がアイツなら、ドレスローザだ
まぁ、外も大荒れだ…｣
｢そうそう、オレはまだしもロシナンテは海に放り出されてお終いだ｣
ロシナンテは少し恥ずかしそうに頬をかく、麦わらの一味も納得という表情…というのも、このサニー号に乗ってから既に何度も転けているからである。
｢ま、雨やんで少ししたら俺たちはドレスローザ向かうよ｣
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杜若(プロフ) - miriaさん» コメントありがとうございます！徐々に多忙になりつつあるので更新頻度落ちますが頑張ります！ (2022年8月18日 0時) (
レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
miria(プロフ) - つづきすごく気になります！更新頑張ってください！ (2022年8月17日 15時) (レス) @page24 id: 56e40795a8 (このIDを非表示/違反報告)
杜若(プロフ) - へびとかげさん» コメントありがとうございます！コメント頂けるだけでも私はとても嬉しいのでそんなことないですよ！更新頑張ります！ (2022年8月12日 18時) (レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
へびとかげ(プロフ) - ほんと好きですぅぅぅぅぅぅ😭大事な場面でこんな不躾なコメント申し訳ありませんがめっちゃ面白いってことをホントに伝えたいです！更新ゆっくり頑張ってください！応援してます！ (2022年8月12日 16時) (レス) @page9 id: a209224dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜若 | 作成日時：2022年8月10日 6時
