五十話 ページ3
波を凍らせたクザンはそのまま白ひげに攻撃を仕掛けるが、グラグラの実の能力で攻撃どころか青雉まで砕いてしまう。落ちた青雉は海を凍らせ、船の機動力を奪った。
『始まったか……』
ふらりと、もたれかかっていた椅子から離れ、その場から歩き出した。すると、その様子を見てか赤犬が鼻で笑った。
｢思ったより早く動くんじゃのう｣
『……早くまざらないと、お楽しみが取られちゃいそうだから』
軽く助走をつけ走り、海賊と海軍が争っている場所へ一歩踏みだした瞬間、
『判決:黒 地面からはじかれる』
そうすればAは空高く飛び、海賊達の上を行くそして槍を構え狙いを定める。その様子に海軍は喜び海賊は驚きが隠せないでいた。それもそうだろう、先日までエースの事を心配していたAが海軍側から飛び出し敵意を剥き出しにしているのだ。
狙いを定めたAは両手で槍を持ち、勢いよくその場へと落ちる。
『アンタらは私の家族を傷つけやがった！！よって！
判決:黒 海軍は吹き飛びやがれぇぇぇ！！！』
Aが落ちて発生した衝撃波は、不思議と海賊にはダメージはなく、海軍のみを吹き飛ばした。そして、崩れそうになったところを避け、Aはその足で白ひげの元に行った。
『センゴク！！アンタら海軍にソイツが居るってんならアタシはこっちの味方をする！！
それに、エースはアタシの大切な家族だ！！
そうなんでしょ……お、オヤジ……』
｢！グラララ……そうだ｣
｢A貴様いつのまに白ひげに……！海軍の敵にまわるというのか！！｣
『言って無かったかしら、私は前に海賊やってたのよ！！今更海軍敵にまわそうがなんだろうが怖くないね！！』
槍を構え、海軍の方へと向かう…
『白ひげさん、私を娘と呼んでくれてありがとう』
｢グラララ…"オヤジ"だろ｣
『！……オヤジ、行ってくるね！』
槍を使い海軍をなぎ払う、次々に向かってくる海兵を切って刺して吹き飛ばす。
｢気を付けろ！この人は数々の海賊を捕まえるほどの実力はある油断するな！｣
『分かってんじゃないの』
｢！うわぁぁ！！｣
弱い
ぬくぬくと育ってきた下っ端海兵くんだと、力量の差が激しく直ぐに飛んでしまう。中将クラスの相手とやりたい所だが……
！
咄嗟に槍を構えると攻撃が冷気と共に来た。
私に斬りかかっていたのは、氷の刃。
『どうしたの、そんなにやる気出しちゃって青雉ィ…』
｢……どうしてかなぁ…Aちゃん｣
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杜若(プロフ) - miriaさん» コメントありがとうございます！徐々に多忙になりつつあるので更新頻度落ちますが頑張ります！ (2022年8月18日 0時) (
レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
miria(プロフ) - つづきすごく気になります！更新頑張ってください！ (2022年8月17日 15時) (レス) @page24 id: 56e40795a8 (このIDを非表示/違反報告)
杜若(プロフ) - へびとかげさん» コメントありがとうございます！コメント頂けるだけでも私はとても嬉しいのでそんなことないですよ！更新頑張ります！ (2022年8月12日 18時) (レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
へびとかげ(プロフ) - ほんと好きですぅぅぅぅぅぅ😭大事な場面でこんな不躾なコメント申し訳ありませんがめっちゃ面白いってことをホントに伝えたいです！更新ゆっくり頑張ってください！応援してます！ (2022年8月12日 16時) (レス) @page9 id: a209224dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜若 | 作成日時：2022年8月10日 6時
