デビューの条件は10キロダイエット〜JK

嫌な予感的中JK ページ24

JKside


はぁ。。。
なんだろうモヤモヤする。


ヒョンはトレーニングが終わるなり
Aさんのそばに行ってなにやら楽しそうに話してる。


だからジムに連れてきたくなかったんだ。


自分のトレーニングに集中しなきゃと思えば思うほど、視界に入ってくるんだ。
貧乏ゆすりがとまらない。


ちょっとまっ！
スマホだしたし、ラインの交換！？
思わず二人の元に行って、Aさんに厳しいこと言ってしまった。



ほんと自己嫌悪だ。
どうしてこんな風に振舞ってしまうんだろう。


帰りにヒョンが
『ねぇね、Aちゃんってさ、
なんかすごく変わったよね。
この前会った時はさ、正直太ってるし、顔も普通だし、デビューとか本当に？？って思ったんだ。
でも、なんだろう。。。
今日会った時、なぜかキュンとしたんだよね〜』


『はぁ？？？？』


『僕たちの周りにはいないタイプだよね。
普通。いい意味の普通の女の子っていうか。
そこがすごく可愛く見えるよね。
もっと話したくなった。』


嫌な予感的中。



『ヨンタンみたい！』


『え！？ヨンタン？？犬の？』


『うん！！！』


って、犬か。
ちょっとホッとしたけど
ヒョンは本当なに考えてるか
何をしでかすか掴めない。
なんせ4次元だからなぁ。
要注意だ。

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