35:Accident ページ35
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現場の昼休憩の際に立ち寄った
美味しいと地元で密かに評判らしい
隠れ家系クレープワゴンカー。
まさかそこでキムソクジンさんに
お会いできるとも思わなかったし
一緒にクレープを食べることになるとは
全く思っていなかった。
個人的にちらちらSUGAさんがチラつくので
できれば別で食べたかったが。
目の前で美味しそうにみたらし団子クレープを
頬張るキムソクジンさん。女子か。可愛い。
恐らく、みたらし団子の『御手洗』が
読めなかったんだろう。
店主さんも平仮名で書けばいいのに…
そう思い聞いたところ、
1日の用意があまりないらしく
あまり大勢に買われないようにわざと
漢字で書いているとか。意地悪だ。
私も苺餡子クレープを口に入れる。美味しい。
『ねぇねぇAはさ、
俺たちのこと知ってるの?』
私が歳下だと分かればすぐに口調を崩した
ソクジンさん。こちらとしてもありがたい。
その代わりこちらも少しは崩されたが。
『知ってますよ、有名ですもん。』
えぇ、サイン会行きましたよ。
なんて言える訳はない、そこまで詳しくない。
『へぇ、誰が好き?』
なんで有名だから知ってる、って言った人に
誰が好き?って聞くの?
全員知らなかったらどうする…?
『ジンさんとRMさん。』
『んっふ、僕がいるから?』
『まさか。確かに
クレープを頬張るソクジンさんは
可愛いですけども。』
口の端にタレ付いてる、可愛いよねやっぱり。
『やー、やっぱり僕はイケメンだからね!』
食べ終わったらしいソクジンさん。
しっかり口を拭くあたりお上品。
『そういえばAって、
ユンギと面識ある?2人の個人的な話で。』
思わず噛みかけを飲み込む。
気管に入らなかっただけありがたいが、
もったいないなぁ。
『図星っぽいね。
いやぁ、名前に聞き覚えがあったから。
というかほんの数日前に聞いた。
楽曲制作、断ったんだって?なんで?』
『…まず、メディアに出るのが嫌で。
私、歌う人のことを考えないと曲作れなくて。
でも、私SUGAさんとか皆さんとかのこと
あまり知らなくて…
作るのが嫌な訳ではなく、
私も素人なので、作れないなぁ、と思って。』
気が付けば何故か全部ソクジンさんに
打ち明けてしまっていた。
これが長男のもつ力なのか何なのか。
私もクレープを食べ終わる。
『なるほどねぇ、
じゃあそろそろ戻ろっか。
あ、そうだ。悪用しないって約束するから
連絡先聞いといていい?』
『はい、名刺お渡しします。
私も休憩終わるので失礼しますね。』
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朔夜(プロフ) - とこに。さん» とこに。さんはじめまして、暖かいお言葉本当にありがとうございます、、！！今回は努めてぐだらないようにしたので褒めていただけてとても嬉しいです！更新も、暇なうちに頑張りますので今後ともご愛読よろしくお願いします！ (2019年3月9日 10時) (
レス) id: f00e7030ca (このIDを非表示/違反報告)
とこに。(プロフ) - 話の全体的な疾走感が大好きです！作成されて直ぐに見つけられた自分の幸運を拝みました！無理せず更新頑張ってください！ (2019年3月9日 0時) (レス) id: 0db8f5d879 (このIDを非表示/違反報告)
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