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下に救急車が到着し,そこから出てきたのは背高く顔よし,体格よし,声良しの 毒島メイソン理鶯だった。
理 ) 「む, 小官は任務を遂行したぞ,左馬刻, 莉渚」
彼と2人は同期なので,タメ口で話している 。
碧) 「おぉ ありがとうな, 理鶯 。 鵯ちゃん, 俺様は助手やってやんよ! 」
『分かってる 。 患者オペ室運んじゃうよ!』
3人で協力してオペ室に運んでいる間,麻酔科の夢野幻太郎も 走ってオペ室へ向かった。
夢 「莉渚先生,碧棺先生,準備出来てます」
用意周到な彼は手術の準備を全て完了しており,3人は目を見て頷き オペを始めた 。
『 うーん... 左馬刻,もっと こっちに寄せて 』 と 莉渚は
的確に指示を出して,無事に手術が終了,バイタルも安定している。
手術が終わった左馬刻は ソファーにだらけ,莉渚はアップルパイを口に含みながら患者のカルテの作成をしている。
『左馬刻?アンタいい加減やりなよ..』
と少し軽口を叩くと
左) 「やりゃァ良いんだろ?」と 手伝ってくれた彼を
目を丸くして見ていたのだった。
『左馬刻がやんの,珍しい...』 呟きは医局の部屋の静寂に消えていったのであった。
左馬刻は心の中で(コイツ,..嫌いにな筈なのに,なんで気にしちまうんだ..?)と葛藤するのである。
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作者名:Yuri x他1人 | 作成日時:2021年10月31日 19時