貴方と私の恋物語〜この恋心をﾄﾞｩｰﾄﾞｩﾙｽｰﾄ〜

※twelvestory ページ16

次の日

『ん〜！あ監督生さんおはようございますﾆｺﾆｺ』

トレ) 「おはよう、監督生。」

その瞬間監督生が鋭利な刃物を持った男と共に出てきたのである。

監) 「俺は..俺はっ！トレイ先輩がずっと羨ましかった...スカイ先輩の恋人になれて！だけど、トレイ先輩より俺の方がスカイ先輩を泣かせない自信がある！さようなら、トレイ先輩..奈落の底へ落ちろ。」

『兄さんっ危ないｯｯｯ！』

ｸﾞｻｧ

彼女に刃物が刺さり、倒れた。

トレ) 「スカイっ..なぁスカイ...起きろ..兄さん..兄さん悲しいから..弱い兄さんで..ごめんな...」

リド) 「トレイ、どうしたんだい？っ！スカイはトレイが運んであげて。ボクは彼に何をしたか聞いて、学園長に話すよ。」

トレ)「リドル...リドルが傍にi」

リド) 「なんでボクなのかい！？スカイの傍に居るのは、トレイなんだ...トレイじゃなきゃいけないんだ！」

トレ) 「なっ！？分かった。スカイ..頑張れ...頑張れ！」

--------ｷﾘﾄﾘ線--------
inトレイの部屋

トレイの部屋に着いて、彼は寝ている彼女の髪をそっと掬ってそれに1つキスを落としたのである。そして彼はこう言った。


トレ) 「スカイ...スカイに1つ話をしような。それは、スカイの大好きな話だな。」

彼が語った話はこういう話だった。

ある国に1人の女がいた。その女は小さな頃に継母に連れ去られある塔の上で育てられていた。

そこで一人の男と出会い、誕生日に空飛ぶ光を見に行きたいという願いを叶えてもらった。

この間に2人は恋に落ちた。

しかしこの継母は、外に行くことを禁止していて、1人の女はそれを破った。

そのため、男を鎖で繋いで失神させ、女の長い髪を切り、接近するのを禁止した。

しかし女が涙を流して歌を歌い、落ちた雫で男は意識が戻り、めでたく結婚したという話であった。

スカイはこのお話が大好きで、寝れない日にトレイに語ってもらいながら添い寝してもらうのがとても大好きなのである。

トレ) 「スカイは、俺に守られてればいい。だから...俺を庇わないでいい。そして、スカイはずっと俺と居て、笑っていて欲しい。ってなんか恥ずかしいなぁ俺。」

彼は頬を赤く染めながら言った。

スカイが幸せな夢を見れますように薔薇を塗ろう(ドゥードゥル・スート

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