４２歩 ページ43
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何故夜中歩いていたのかというところに話を戻そう。
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別に今日は買い物というわけではない。
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待ち合わせだ。
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「おっ、２人そろっての登場だにゃー。」
「約束の時間を３０秒ほどオーバーしてるわ。」
「まあまあ、３０秒ぐらい大目に見ましょう。」
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「一方通行、『グループ』って言うのは時間に厳しいものなの？」
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「興味ねェよ。」
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挨拶のような短い会話が終わりを告げると
「本題に入るんだにゃー。」
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という土御門の言葉を合図に本題に入った。
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「わざわざ卒業した俺らが集まった理由は簡単だ。
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『新入生』がまた動き出した。」
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「『新入生』ですか。また討伐ですか？」
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のんびりした男の声が緊張感を打ち消すような気がする。
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「ま、討伐以外に方法は無いだろうな。
更に、１人２人の単位じゃない。
４人５人でひと塊りだ。」
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「面白ェ。ンで最初の戦場は？」
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「まあまあ、そう慌てるなって。
『卒業生』の中に『新入生』が混じってんだぜ？こっちは。」
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「といっても、『新入生』動き出してる現在、
『卒業生』である『アイテム』が動き出してるって噂もしばしば耳にするけど？」
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「あァ？一体いくつの団体が戦場に上がっていやがる。」
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「３つは余裕に越してるってわけね。」
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「…？よく分かんないけどォ、ぶっ潰せばいいの？…サバイバル？」
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「そうだにゃー。」
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「まずは、どういうわけかいきなり帰国した『残骸』の回収ですね。」
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という海原の言葉に眉をひそめるのは
結標と一方通行だ。
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「どういうこと？『残骸』はもうないはずよ。」
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「どうやらアメリカにまだ居たらしいんだにゃー。
見事に今日帰国だ。そこを…『新入生』が襲撃するという噂だ。」
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その言葉を聞くと
私達５人はキャンピングカーに乗り込んだ。
ラッキーアイテム
革ベルト
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彩歌 - 37歩目の、Fast(はやい)seasonは、first(最初) seasonのことですか？ (2014年7月18日 10時) (
レス) id: 3ab500b275 (このIDを非表示/違反報告)
樅 - いつも楽しみにしてます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2013年10月22日 14時) (レス) id: 2c854bdf19 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 唾兎さん» ありがとうございます☆頑張りますっ！ (2013年6月25日 21時) (レス) id: a1cc994229 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 唾兎さん» ありがとうございます☆残念ながら（？）まだこれは続いてます…ｗ (2013年6月24日 0時) (レス) id: a1cc994229 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 唾兎さん» こちらこそ！よろしくお願いします☆ (2013年6月23日 21時) (レス) id: a1cc994229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ
| 作成日時：2012年5月19日 14時
