変といい奴 ページ35
「なーーんか変なんだよなーーー…」
「？何がですか？」
ぐん、と起き上がって僕の方を見る。
「最初、俺がお前とデュエットしたいって言ったんだよ。
その後、ユノヒョンがカップルダンスしたいとか言ってたけど、普通に却下だろ？」
「…あは……はい、確かに…」
…カップルダンスって何？
「で、一昨日の事務所からの通達で、お前とのコラボが無かったわけ。
ギュヒョナが自慢してきて初めてお前とギュヒョナがデュエットするって分かったんだけど、あいつ何考えているんだが…」
なるほど、最初僕はチャンミニヒョンとの予定だったんだ…
「チャンミニヒョンはなんで僕と？」
「お前に恥かかせる為に決まってるだろ」
うわっ、性格悪っ
「上には上がいるって事を直に知ってもらおうと思って」
そんなの知ってますし！！
「…って思ってたけど、お前本当に上手くなったなぁ」
努力したんだな、と頭を撫でられた。
「…それにしてもギュヒョナが何で…」
「僕と話したのもほんの少しですし、不思…」
「何お前ギュヒョナと話したの！？」
あまりの勢いに小刻みに何度も頷く。
「え、はい、それが何か…」
「あいつ人見知りなんだよ」
えええええ、あれで？
そしたらスジョンは一体…
「そんなにあいつお喋りだった？」
「普段どれくらいお話しされるのか分かりませんが、僕にたくさん話しかけて下さいましたよ」
「…なるほど…
あいつの悪い癖が出たな…」
ヒョンは額に手を当てて、いかにもなポーズを取ると、深いため息をついた。
え、なになに？怖いんですが。
僕の隣で吹っ切ったように手を大きく一つ叩く。ぱぁん、と綺麗に音が響いた。
「おーけーおーけー
ギュヒョナに関しては、今の俺の手には負えないから、後は頑張れ」
「え？え？何ですかそれ！」
「チョ・ギュヒョン怖くてシム・チャンミン困っちゃう、の巻だ」
「いや訳解らないですから」
チャンミニヒョンは立ち上がるとお尻をはたく。
「まあこっちでも色々頑張ってみるけどお前に掛かってると言えるから。」
「大先輩相手に1人で戦えって言うんですか！？」
なんて無責任な…
「大丈夫、お前なら出来る」
出来ないよ！困るよ！
「無理です！助けて下さい！」
声に出してみたら思いの外、縋るような情けない声になってしまった。
「お前には俺もユノヒョンも付いてるだろ？お？
大丈夫に決まってる
ギュヒョナもいい奴だし」
そのいい奴と戦えって言ってるのはどこの誰ですか…
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SORA - 書いてくださりありがとうございます！気になったですけどもジヘって 誰ですか？ これからも頑張ってください！楽しみにしてます。 (2015年10月12日 18時) (
レス) id: eca726b732 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - junさん» うわわ！ヘヨルが好きだなんて嬉しすぎます！(Ｔ＿Ｔ) junさんニョルペンだったんですね！私もミンソクさんのあの大人っぽい感じが好きで好きでたまらなくて笑、愁フィルターを通したミンソクさんに仕上げております← いつも読んで下さって私も嬉しいです！ (2014年9月13日 14時) (レス) id: 59a98367e2 (このIDを非表示/違反報告)
jun(プロフ) - こんばんは！ミンソギヒョン大好きなヘヨル、そんなヘヨルが大好きな私。チャニョルペンなんですが、シウミンさんも大好きなのでほんと嬉しいです。あのお兄ちゃんな感じがたまりません。 (2014年9月11日 1時) (レス) id: 5f8042f930 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - junさん» ありがとうございます！＼(^o^)／このファンの子、書いてて一番楽しかった場面なので、楽しんで頂いて私も嬉しいです！それにしても年上相手に…この子、自分で書いといてなんですが、図太いですよね… (2014年8月31日 11時) (レス) id: 59a98367e2 (このIDを非表示/違反報告)
jun(プロフ) - 連日の更新ありがとうございます。ﾌﾌﾌ。サイン会おもしろーい!!ペンちゃん面白すぎです!!がんばれベク!! (2014年8月30日 22時) (レス) id: 5f8042f930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2014年7月15日 13時
