マネージャーとスタイリスト ページ9
あーあ、怪我が一生続けばいいのに。
勉強なら別に動けなくても出来ないことはないし、弁護士にはなろうと思えばなれるし…
こんなに怪我が治って欲しくないと思う人間もそういないだろう、と1人で苦笑いする。
「なんだお前急にニヤニヤしだして。
気持ち悪いぞ」
「緊張しているんですよ、ヒョン。」
ホドンヒョンの下衆さに対してなんていい人なんでしょうか。
昨日いきなりホドンヒョンにこれからマネージャーとしてサポートしてくれるこのソンホヒョンとを紹介され、男言葉を徹底されたのは多分一生記憶に残るだろう。
『僕、お腹空きました、ソンホヒョン』
『そう！それ！それだ！！』
あれはなんてシュールな特訓だったんだ…
「ダンスの練習とかは超特急でしないといけないから、メンバーより忙しくなっちゃうと思うけど、頑張ろうな！」
ソンホヒョン…神…
「まあ人間は死なない程度にしごいたら、死なないからな。
そこらへんのさじ加減を気をつけろよ、ソンホ」
死ねばいいのに。
真顔で念じてたら何かを感じ取ったのか、
「ほ、ほらっ！早くへリムんとこ行こうぜ！」
と、焦ったようにホドンヒョンが急かし出した。
「まーーまたクソでっかい女の子を連れてきたもんだね」
え？え？ばれてるじゃん！！
「ほら！そんなキョロキョロしない！！
こっち来てここに座って！」
え、あの、ホドンヒョン…
「早く！！！」
「は、はい！」
なんですかこの人…怖すぎですよ…
こういう時に限ってホドンヒョンもソンホヒョンもいないし…
「へリムヌナ。」
「はっ？」
意味がわからない呟きに、思わず素っ頓狂な声を上げると、
「だからへリムヌナって呼べって言ってんの！
物分りの悪いガキだね！」
「あ、はぁ…へリムヌナですね…」
「何その気の抜けたような声は！！
あんた、男ならシャキッとしなさい！シャキッと！
女だってばれたくないんでしょ！！！」
「はいぃっ！！！」
怖い…怖すぎますよへリムヌナ…
「で？どんな髪型がいいの？」
あ、そっか、髪切るんですよね。
「はーやーくーすーる！」
「えっと、普通でいいです！普通で！！」
男の子の髪型とか知らないし、普通に男のなら充分だ。
「お任せってことね。カラーリングもするから。
あんたなら赤とか金とかはっきりした色が似合うと思うけど、これからデビューなんだし、茶髪程度に抑えとくわ。」
…僕の髪色、今後大丈夫かな？
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燎(プロフ) - イ・スマンは社長じゃないですよー。社長はキム・ヨンミン氏です。イスマンは社長の座をキムヨンミン氏に譲渡した筈です。 (2014年10月20日 23時) (
レス) id: d8df289d8f (このIDを非表示/違反報告)
どひ - CYとかDOとか付けてくださるとわかりやすいです。 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 52f29ff0f4 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - unachanさん» うわあ（；゜０゜） わざわざありがとうございます＼(^o^)／ 読ませてもらいます！( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年3月3日 22時) (レス) id: 1d405d9ed9 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - 地味と美女と獣達でした。笑 (2014年3月1日 21時) (レス) id: 888f6e8893 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - ありがとうございます！ビンタしたくなっちゃう小説は、地味と美女と野獣だったと思います！野獣があってるかわかりませんが確かあってます。笑 (2014年3月1日 16時) (レス) id: 5ccc72c1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2014年2月24日 10時
