練習と朝食 ページ46
二日目は目を覚ましてから床に足をつけるまでの動作をスムーズにすることができた。勿論昨日みたいな茶番を毎日やるつもりはないけどね。
そおっとセフナを起こさないように部屋を抜けると、リビングに向かう。覚えているうちに一回さらっておきたい。復習が何事にも最重要だと経験が教えてくれた。
「えっと、たんたんたたた、だったから…
…うーん…」
……結構忘れてるし…
何回か反復して汗を流すとようやく全ての振りが頭に入った…と思う。
そんな複雑な動きはないのに、一日で覚えられないのはまずいとチャンミニヒョンに言われたけど、めげないもんね！ふんだ！
……皆まだ起きてこないのかな…
時間もあるし、昨日ギョンスが作ってくれたから朝ごはんでも作っておこうと台所に向かった。
料理はおばあさんの分も毎日作っていたから自信はある。あるんだけど…
「なにこれ…？」
冷蔵庫を開けると見たこともない袋やら飲み物やらがいっぱい詰まっていた。なんか見たことない野菜もあるし…
困った…
ん？カチンコチンに袋ごと凍らせてるし！！これだめでしょ！
急いで袋を冷蔵庫へ移動させると、知ってる野菜を探す。
えっとジャガイモと…サツマイモと…あとは…
揃った材料ではカレーくらいしかできないな…
僕の家で卵は、朝ニワトリ小屋を覗いて産んでなかったら食べられない高級品だった。でも、
「卵が…ちゃんとある…！！」
しかも何個も！
昨日のチゲの具を卵で包んだオムレツもどきもカレーを煮込んでる間に作る。
「あれ？ヘヨル？」
「なんかいい匂い…」
八割ほど作り終えた時にギョンスとジュンミョンヒョンが一階に降りてきた。さすが、二人は朝が早い。
「早く起きたから作ったよ」
「え！？うそ！ありがとう助かる！」
「おお！！
凄いなヘヨル料理出来たんだ！？」
「大した物じゃないけど…」
ギョンスとジュンミョンヒョンが本気で喜んでくれるから、大したものじゃないのが申し訳なくなってきた。
「おっはよー！なんかいい匂いするけど…あ！ヘヨラー！！！」
朝から元気なチャニョルヒョンが、がばっと覆いかぶさってくる。抱きついてくる力に耐えきれず思わず2、3歩よろめいた。
「何この動き！超かわいい！」
この人、ふざけてるんだろうか？
さすがに大の男がぶつかってきて痛かったし、言い方が気持ち悪いし、ちょっと腹が立って心臓のあたりを無遠慮に押すと、
「え、なに？」
ちょっとニヤけてるし…
正直、気持ち悪いですよ…
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燎(プロフ) - イ・スマンは社長じゃないですよー。社長はキム・ヨンミン氏です。イスマンは社長の座をキムヨンミン氏に譲渡した筈です。 (2014年10月20日 23時) (
レス) id: d8df289d8f (このIDを非表示/違反報告)
どひ - CYとかDOとか付けてくださるとわかりやすいです。 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 52f29ff0f4 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - unachanさん» うわあ（；゜０゜） わざわざありがとうございます＼(^o^)／ 読ませてもらいます！( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年3月3日 22時) (レス) id: 1d405d9ed9 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - 地味と美女と獣達でした。笑 (2014年3月1日 21時) (レス) id: 888f6e8893 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - ありがとうございます！ビンタしたくなっちゃう小説は、地味と美女と野獣だったと思います！野獣があってるかわかりませんが確かあってます。笑 (2014年3月1日 16時) (レス) id: 5ccc72c1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2014年2月24日 10時
