初めましてと青年 ページ12
「はーい。」
男の子にしては少し高くてハスキーな声に驚いた。そういえば声の事を考えてなかった…ちょっと低めにした方がいいかな…
「あ、あの、今日から加入させて頂くチョン・ヘヨルと言います！」
「え？」
……え、もしかして違う家！？
どうしよう、もう、何してくれてるのスンホヒョン！！
僕わかんないよどこの部屋か！
とりあえず謝らなくちゃ…
「あ、すいません間違え…」
「うっそー！もう来ちゃったの！？」
おっかぶせるようにドアの向こう側の声が叫ぶ。
今行くから！！と叫んだが最後、電話をガチャンと落とされた。
そしてドアが開いたかと思うと、
「ヘヨル！！」
熱烈なハグをお見舞いされました。
「は、初めまして…」
なんていうか、薄い顔をしている。笑うと可愛い。
「なにそれ！他人行儀だなー！
そんなんじゃダメ！！
俺はビョン・ベッキョン。
お前のヒョンだから。よろしくな！」
なんか声がいちいち大きい人だな。
「ベッキョニヒョン…。
あ！僕、チョン・ヘヨルと言います。
よろしくお願いします！」
155°のお辞儀。完璧だ。
舐められたら困るから、へリムヌナに言われたようにシャキッとしてるように見せる。
「やめろよー。
俺ら一個しか変わんないんだからさ、そんなに他人みたいなのはナシにしようぜ。」
「え、いいんですか？」
「お前より年下で生意気なやつとかいるからな…慣れだな…これは」
「優しいんですね、ヒョン」
玄関に入れてもらうといい匂いが漂ってきた。嗅いだことないような、すごくいい匂い。
入って早々鼻をすんすん鳴らしてる僕を不審に思ったのかどうか分からないけど、すぐに慌てたように
「あ！そうだ！先にさ、部屋で荷物片付けときなよ、な？
俺ちょっとリビングに用事があるの忘れてた！」
早々に変なやつだと思われちゃったかな…
そこの階段のぼって右だからー！と叫ぶと走って行ってしまった。そんなにあからさまに逃げなくてもいいのに。
えーっと階段のぼってすぐだよね。
(自分の小屋と比べたら)からり大きなドアにS&Hと書いてある壁掛けがかかっていた。
多分Hは僕だろう。Sはよく分からないけど、多分前の人の名前だろう。
中にはタンス、机、椅子、押し入れ、必要なものは全て備わっていた。
し、しかも、敷布団じゃなくてベッド！！！！小説の中の世界だよこれ！！
やっほーー！
「何やってんの？」
後ろから声がして振り返ったら健康的な青年が冷ややかに立っていた。
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燎(プロフ) - イ・スマンは社長じゃないですよー。社長はキム・ヨンミン氏です。イスマンは社長の座をキムヨンミン氏に譲渡した筈です。 (2014年10月20日 23時) (
レス) id: d8df289d8f (このIDを非表示/違反報告)
どひ - CYとかDOとか付けてくださるとわかりやすいです。 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 52f29ff0f4 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - unachanさん» うわあ（；゜０゜） わざわざありがとうございます＼(^o^)／ 読ませてもらいます！( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年3月3日 22時) (レス) id: 1d405d9ed9 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - 地味と美女と獣達でした。笑 (2014年3月1日 21時) (レス) id: 888f6e8893 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - ありがとうございます！ビンタしたくなっちゃう小説は、地味と美女と野獣だったと思います！野獣があってるかわかりませんが確かあってます。笑 (2014年3月1日 16時) (レス) id: 5ccc72c1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2014年2月24日 10時
