あっ、ども、私は重症のAUを助ける看護職的な立場についている人です

8 対人恐怖症&接触恐怖症(エラー編) ページ11

夜に満月のまわりに煌めく星が見えて温かい温泉の湯気でとても風景が美しく見える

そう、エラーがいなければなぁぁぁぁ！

隣をみるとエラーは小刻みに震えている。

エラー「オマエに聞キタイことがある。」

『あー、何？』

エラー「アノとき、なんで俺ニ謝っタンダ？」

『それは、私たち人間があなたたちにとても悪いことをしたからだよ』

『私たちはあなたたちの恐怖症を利用して悪いことをしてきた』

『だから「長い話はもうイイ。」』

エラーは私の話を遮る

エラー「おまえガ反省シテモ、前のヤツラは許さねぇ、俺も皆もマダ人間が怖イ」

エラーは夜空を見上げる

『…そうだよね。』

エラー「でもオマエは前のヤツラよりは良いヤツだとはナントなくハわかる。」

エラー「だからオマエに頼みがアル」

『？』

エラーは真剣な目でこっちをみる

エラー「皆を人間の恐怖から救ってホシイ」

私は自信満々に答える

『あったりまえでしょ！私はそもそも看護士なんだよ！皆を救うつもりで頑張っているんだよ！』

エラー「ソウか」

エラーの小刻みの震えはいつの間にか止まっていた

エラーはいきなり抱きついてきた

『エラー……エラー？エラー！』

エラー「？ドウカシたのか？」

『どうしたのか、じゃないよ！いま、裸だよ？HA・DA・KAだよ！』

エラーは私の腰辺りをさすり

エラー「人間の体って意外と柔ラカイな」

『私の話をきけ！』

エラー「ソノタオル外したらドウだ？」

エラーは私の腰辺りにまわしていたタオルに手を伸ばす

『おいガチでやめろ！泣くぞ！本気で泣くぞ‼️』

エラーはタオルを取ろうとした瞬間に手を止めた。


エラー「…おっと、ソロソロ時間だな。ソレじゃあ、先に失礼するぜ。」

エラーはシャワーを少し浴びて露天風呂から出ていった。

そのあとすぐにアザミさんが露天風呂にきた。

アザミ「おー、早いねーってあれ？のぼせている？おーい？」

ー男性用脱衣場ー

エラー「…期待シテいるぜ、A」




エラー

対人恐怖症&接触恐怖症

過去に束縛、罵倒、暴力行為の被害あり

意外と仲間思いの面があり

趣味

人形(友達)に話しかけること

&

編み物


対処方法

過去の思いでの認識を変えること。

by アザミ

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