良しか悪しか・黒尾side ページ43
貴方「黒尾くん」
ｷﾞｭｯ
え、、
今、手握られてる……？
貴方「言いたいことがあるならはっきり言って。分からないままで終わるのはいやだ」
黒尾「うっ…」
Aちゃんが言うことは正論だ
こんなヘタレなのに黙って言葉を待ってくれてる
言わなきゃダメだ、逃れられない
黒尾「名前で、呼んで…？」
言ったぞ、俺は言ったぞ！！！
貴方「へ……黒尾くんの？」
黒尾「うん、俺いつも思っててさ…呼ばれたいなって。Aちゃん、木兎とか仲いいヤツとは下の名前で呼びあってるからさ」
貴方「あ〜…でもなんか恥ずかしいかも」
黒尾「けど、俺も最近Aちゃんと仲良くなってきたと思うんだよ。…ね、ダメ？？」
そう言うとAちゃんは諦めたように俺の指を自分の指に絡めだした
ん？
か、絡め……！？！？
黒尾「なに、なにして…！？｣
自分の顔が熱くなったのを感じる
するとAちゃんは俺の耳元に近づいた
貴方「鉄朗」ﾎﾞｿｯ
ﾄﾞｸｯ
ﾄﾞｸｯ
ｼｨﾝ…
耳から4文字が入ったのが分かった
ぼふっと俺の肩に顔を埋めるAちゃん
多分今この部屋で1番緊張してるの俺かもしれない
緊張しすぎて鼓動がなくなった気がしたもん
黒尾「へ…あ……あり、がと」
貴方「……名前でいうの、恥ずかしいけど、毎日言わないと…ダメなの？」
黒尾「ま、毎日言ってくれると……うれ、しい…」
"あ、でもさ、
と言ったらAちゃんは少し時間を置いてから喋った
貴方「好きな子に名前呼ばれて良かったね、バカ尾くん」
黒尾「嬉しいよっ…ん？あ！名前ですらないじゃん！」
Aちゃんは意外と恥ずかしがり屋で大胆なことが分かって嬉しかった
勿論名前で呼んでくれたこともね？
・
・
〜2人の会話が終わったくらいの赤葦〜
"好きな子に名前呼ばれて良かったね、バカ尾くん"
"嬉しいよっ…ん？あ！名前ですらないじゃん！"
赤葦「はぁ…長かったな…」←
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アリちゃん@黒薔薇(プロフ) - 黒髪やろーうさん» ありがとうございます！！凄く嬉しいですっ！！^o^これからも頑張らせて頂きますっ！！ (2020年3月22日 20時) (
レス) id: 3ca2afd54c (このIDを非表示/違反報告)
黒髪やろーう - めっっっちゃキュンキュンした…クロ可愛すぎますっっ！作者様の小説好きです！頑張ってください！！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 911ce9e662 (このIDを非表示/違反報告)
アリちゃん@黒薔薇(プロフ) - 桜ひかりさん» わぁー！！ほんとですね！直しておきます！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年6月6日 17時) (レス) id: 3ca2afd54c (このIDを非表示/違反報告)
桜ひかり(プロフ) - おそらく最新話の黒尾さんのセリフどーせがとーせになってしまってます。更新これからも楽しみにしてます！ファイトです！ (2019年6月5日 21時) (レス) id: d8f09a7a12 (このIDを非表示/違反報告)
アリちゃん@黒薔薇(プロフ) - コユキ☆さん» ありがとうございます！ (2019年2月18日 8時) (レス) id: 3ca2afd54c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリちゃん@黒薔薇 | 作成日時：2017年5月15日 15時
