ウブでヘタレな黒尾くん【黒尾鉄朗】

好きな子作弁当 黒尾side ページ31

ざくっざくっ





貴方/黒尾「あ、来てたの？」



芝生の上を歩いて体育館裏までの角を曲がると





夜久「お、お前らも来たのか！」


リエーフ「わー！黒尾さん！…と…??」




夜久とリエーフがいた

夜久は弁当を開き、リエーフは焼きそばパンを3つ持ってきていた




黒尾「なんだ、お前ら男二人で飯か？あ、リエーフ。この子は赤葦 Aちゃん。俺らと同学年な」





リエーフ「ちっちゃくてかわいー！よろしくお願いします！」




貴方「お世辞が慣れてるようで。よろしくね、えと…リエーフ君であってるのかな」




リエーフ「はい！俺はAさんって呼びますっ！」




夜久「ごめんなA〜。こいつ声デカくていちいちうるさいだろー」




貴方「大丈夫だよ。どっかの誰かさんで慣れちゃってるからさ」



夜久「あ〜あの主将か！笑」




黒尾「ちょっと夜久、俺の質問は無視かよっ！」



夜久「はいはい、男二人飯ですみませんでしたぁー」



黒尾「あー！人に謝る時にハイは1回って教わってるだろー！」




貴方「ふふ、2人とも楽しそうだね。私達も混ざっても大丈夫？」




夜久「おーいいぞー！ほら、こっちこいよ！」とんとん




貴方「ありがとう」



そういって夜久はAちゃんを自分の横に座らせた



こいつ…やりよる…


てかAちゃん俺の時は若干渋ってたのに夜久のときはいいのかっ


これが親友or最近仲良くなったやつの差か…




貴方「？…黒尾くんなに1人で百面相してるの？早くおいでよ」




黒尾「へ？…あ、ああごめん…ん？」



あれ、でもAちゃんの横空けてもらえてる…！





黒尾「Aちゃん…っ！」うるうる




貴方「え、なに…こわいよ黒尾くん」←




夜久(はぁ、始まった…笑)


リエーフ「あ、焼きそばパンいりますかっ！黒尾さん！」




黒尾「あー、今日はいい。今日は弁当があるからな！ハッハッハ！！」




リエーフ「弁当っスか！？あの黒尾さんがーっっ！？」




黒尾「あのって付けたら俺がなんかおかしい人みてぇじゃねえかこの野郎ーっ」




リエーフ「すみませっ！笑笑、ちょ、くすぐったっ笑」



こちょこちょ攻撃でとりあえずリエーフを撃退してからAちゃんの横に座る



そして弁当を開けると五穀米、唐揚げとアスパラガスの肉巻き、ミニトマト、きゅうりなど食材豊富な献立だった


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