神様を信じますか？

過労 ページ11

教授に捕まり長々と立ち話。やっと終わったと思い急いでカフェに向かった。

「ごめん待った？」

光「ううん、大丈夫！」

光ちゃんとのご飯はすごく楽しみにしてた。でも、ずっと寝わず食わずの状態だったから、体は悲鳴をあげてる。

光「Aちゃん顔色悪いよ？」

「課題がえぐくてw」

光「お疲れ様、でも事故の後遺症とかあるんだから体大事にしてね。」

「わかってるって、光ちゃんもだよ」

光「今、伊沢さんに呼び出されてるんだけど、一緒に来る？」

「いや、でもっ、」

光「予定ないの、じゃあ決まりね」

こういう時だけ決めるのめっちゃ早いんだから。伊沢さんかぁ....課題終わらなくて全然あってなかったな。

伊沢「お疲れ様です。」

光「わざわざ来ていただいてありがとうございます！」

伊沢「あれ？Aちゃんじゃん」

「お久しぶりです。」

伊沢「大丈夫？顔色悪いよ？」

「課題が終わらなくて。大丈夫ですよぉ」

光「それで話って、」

伊沢「そうそう、....で、....な....だから」

やばい、意識が朦朧としてる気がする。

伊沢「Aちゃん！！
ちょっと無理しすぎだって。今日は帰って寝な？送ってくよ。」

怒られちゃった、大人しく帰ろ。あれ？足に力が入んない、どうしよう....

伊沢「光ちゃん、話の続きはまた後でね。Aちゃん送るの手伝ってくれる？」

光「あっ、もちろんです。」

目が覚めたら家の布団だった。いつものカフェに行って、記憶が無い。

伊沢「あっ、起きた！」

光「もぅ、ちゃんと無理なら無理って言ってください！」

「ごめんね、光ちゃん。誘われたのが嬉しくてつい(笑)」

光「今回は伊沢さんが一緒だったんで運べたけど、1人だったらこの距離無理だから。無理だけはダメだよ？」

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