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携帯を見ようと思い、チョンウォヌの髪を撫でる手を止めて離そうとした瞬間その手を掴まれてまた頭へ乗せさせられる。寝ているのかと思いきや起きていたみたい。
「頭撫でてて欲しいの？」
私が聞くと、無言で小さく頷いたチョンウォヌ。こんな反応珍しい……眠いからなのかな。とにかく可愛くて私はまた彼の髪を撫でる。
眠るチョンウォヌの頭を撫でながらテレビをぼーっと眺めている。最初の頃はこんな風になれるなんて少しも考えたことなかったな……すごく素っ気なかったし、私の一方通行で。でも今は嫉妬までしてくれるんだよね。私は本当に幸せ者だ。
そんなことを考えながら時間は経っていて、ふと時計を見るともう10時前。チョンウォヌは寝息を立てて眠っていて。起こすのも可哀想だけどそろそろこの体勢も疲れてきている。
「チョンウォヌー」
「……ん……何時」
「もう10時」
私が言うと、起き上がって隣に座る。また私の肩に頭を乗せるチョンウォヌの顔はさっきよりすっきりしているように見えて。
「よく眠れました？」
「すげー熟睡した」
私の膝枕で熟睡してくれたことが嬉しくてチョンウォヌの額にキスをしてみた。チョウォヌは私の肩を抱き寄せて今度は唇が触れた。触れるだけのキスにドキドキして少し俯くと耳にもキスをされてしまった。
「なあ」
「なに？」
「家にいたいんだろ？なにする」
「なんでもー」
曖昧な返事にチョンウォヌは私を見下ろしながら少しだけ睨む。チラリと見上げると、そんな私を見て笑う彼。眼鏡をかけていないけど、私のことが見えているのかな。
私達は結局軽く朝食を食べて映画でも見ようという話になった。チョンウォヌの家にはDVDがたくさんあって。その中から選んで見ることになった。
洗面所へ行きまずは歯磨きをする。2人で鏡の前に並んで歯を磨く。鏡越しで目が合って逸らせずにいるとまた笑われてしまった。
準備万端でテレビの前のソファに座る。チョンウォヌが選んだ映画は予想外にラブストーリーで。
「女はこういうの見たいんだろ」
なんて言ってたけど、チョンウォヌが見たいやつでいいのにな。私は彼に寄りかかりながらテレビを見つめる。見始めると結構真剣に見てしまって。ふと見上げるとチョンウォヌも真剣に見ているように見えた。ストーリーも終盤に差し掛かり、キスシーンになる。なんだか気まずくて少し身体が強ばってしまう。
「お前なに緊張してんの」
チョンウォヌは私のことはなんでもお見通しみたい……。
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ちみん(プロフ) - 更新楽しみに待っていますわたしの生きがいですうわあ！！！ (2015年10月22日 9時) (
レス) id: e4fcf71935 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ほんまにかっこよすぎてしにそうです一生この2人の小説読んでたいです作者さん愛してます (2015年10月16日 0時) (レス) id: 7882deab33 (このIDを非表示/違反報告)
スホム(プロフ) - 一気読みしてしまいました…更新楽しみにしています (2015年10月5日 1時) (レス) id: 69cdfc75a5 (このIDを非表示/違反報告)
mikity(プロフ) - 最高です!!ちんちゃちぇご！！更新まってます！ (2015年10月3日 17時) (レス) id: 0a3cef5bc4 (このIDを非表示/違反報告)
JD(プロフ) - 。さんの作品最高です>_< ウジ君の方の更新も楽しみにしてます！頑張ってください♪ (2015年10月2日 1時) (レス) id: 58defcf1d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。
| 作成日時：2015年8月28日 1時
