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日が眩しくて目が覚める。え、もう朝？！慌てて時計を見ると時間は７時。携帯は……え、嘘でしょ。画面を見ると、通話中。
「……チョンウォヌ？」
恐る恐る携帯を耳に当てると、寝息が聞こえた。……寝てる、ていうか私いつ寝たんだろう。
「お！き！て！」
ー……うるさ
「朝だよ！じゃあね、また学校で！」
一方的に通話を切る私。恥ずかしくて顔が熱くなる。チョンウォヌの寝息と、寝起きの声が耳を離れない。
そんなことを考えているうちに時間が迫っていて、慌てて準備をして私は家を出た。
学校につき、教室を見渡すとまだチョンウォヌはいなくて、何故かほっとして胸をなで下ろす。
中に入ろうとした瞬間後ろから声をかけられた。
「……お前朝から大声出すなよ」
「うわっ」
「なんだよその反応」
「お、おはよう……ごめん朝も、昨日も」
話しながら席につくと、チョンウォヌはダルそうに頬杖をついて前を見たまま話し出す。
「お前12時には寝てたぞ」
「えっ、やっぱり……？」
「いびきかいてた」
「え？！」
「……嘘だよ、嘘。声でかい」
チョンウォヌは馬鹿にしたように笑う。私、完全にからかわれてる。むくれる私を横目で見て、なんだかいつもより楽しそうな表情。
「もー、恥ずかしい」
「お前が電話してきたんじゃん」
「そうだけどー……電話切ってくれればよかったのに」
「んー……」
「なに？」
「なんかお前の寝息聞いてたら俺も眠くなって、昨日寝れたんだよな」
そう言ったチョンウォヌは前を見たままそう言った。思いもよらぬ言葉に心臓が忙しく動き出す。夜眠れないと言っていたチョンウォヌが私と電話していて眠れたなんて、そんな事言われたら誰でもドキドキしちゃうよ。
とくに私は、もう好きなんだから。知ってるのにそういうこと言うなんて、意地悪。
「じゃあ毎晩電話する？」
「絶対嫌だ」
「な、なんで」
「俺も好きになるかも、お前のこと」
私の顔は多分真っ赤だったと思う。それを見て笑いながら、冗談だよ、馬鹿。と言ったチョンウォヌ。私はもう彼しか見えないみたい。
「眠れたから今日は授業中起きてられそう」
「え！寝て」
「は？」
「眼鏡外して欲しいもん」
「いつでも外せんじゃん、ほら」
そう言って眼鏡を外してくれた。昨日まで嫌がってたのに……私とチョンウォヌの距離が縮まった気がした。
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ちみん(プロフ) - 更新楽しみに待っていますわたしの生きがいですうわあ！！！ (2015年10月22日 9時) (
レス) id: e4fcf71935 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ほんまにかっこよすぎてしにそうです一生この2人の小説読んでたいです作者さん愛してます (2015年10月16日 0時) (レス) id: 7882deab33 (このIDを非表示/違反報告)
スホム(プロフ) - 一気読みしてしまいました…更新楽しみにしています (2015年10月5日 1時) (レス) id: 69cdfc75a5 (このIDを非表示/違反報告)
mikity(プロフ) - 最高です!!ちんちゃちぇご！！更新まってます！ (2015年10月3日 17時) (レス) id: 0a3cef5bc4 (このIDを非表示/違反報告)
JD(プロフ) - 。さんの作品最高です>_< ウジ君の方の更新も楽しみにしてます！頑張ってください♪ (2015年10月2日 1時) (レス) id: 58defcf1d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。
| 作成日時：2015年8月28日 1時
