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まだ熱く火照った顔。顔だけじゃない、身体も、全身が火照ってる。心臓が痛いくらいドキドキしている。
「ヌナ、なにしてんの」
急に声をかけられて身体が跳ねる。慌てて後ろを振り向くとミンギュくんが教室の入口に立っていた。
「ど、どうしたの？」
「たまたま通りかかったからヒョンいるかなーって」
出ていっちゃったみたいだけど。とにやりと私を見つめるミンギュくん。まさか、見られていたのか……不敵な笑み。
「ヌナやるじゃん」
「えっ？」
「大胆だね〜」
笑いながら私に近づくミンギュくん。そんなに前から見ていたんだとわかり余計に恥ずかしくなる私。何も言えずに俯くと、顔を近づけてくる彼。私は慌てて肩を押した。
「なに……？」
「誰にでもするわけじゃないんだね、ヒョンに本気なんだ」
ミンギュくんはまた笑っていて、怒ってみようと思ったけど教室にみんなが戻ってきて咄嗟に彼から離れる私。
「ほら、もう戻んなよ」
「はーい、ヌナがんばって〜」
ひらひらと手を振って教室を出て行ったミンギュくん。教室を見渡すとチョンウォヌも戻ってきていてまた心臓の動きが早まり、顔が熱くなる。
隣に行くと、いつものように私を見下ろすチョンウォヌ。
「……ミンギュと何話した？」
「ん？なにも……」
「ふーん」
チョンウォヌは私から目線を外し窓の外を見ている。もうさっきみたいな雰囲気はなくて、いつも通りで。まだドキドキしているのは私だけなのかな。
「チョンウォヌ」
「ん」
「私のこと好き？」
できるだけ近づいて小声で言うと、呆れたように笑うチョンウォヌ。
「ねー、キスしたのに」
「ここで言うな」
「でもここでしたじゃん」
私を睨むように見下ろすチョンウォヌすらもかっこよく見えて、またドキドキが蘇る。騒がしい教室なのに、私にはチョンウォヌしか見えていなくて。
少し屈んで私の耳元に口を近寄せるチョンウォヌ。
「好きって言ったらどうする？」
そう囁くチョンウォヌの低い声に身体が反応してしまう。私をドキドキさせるためにわざとしているのか、素でしているのかはわからないけどとにかく私は彼に夢中で。
「好き？」
「さぁな」
「……私が他の人とキスしたら？」
私が言うとまた見下ろして睨まれてしまう。そして耳元に近づき、今度はこう囁いた。
「俺にだけでいい」
私の顔は真っ赤で。チョンウォヌはそんな私の頬をつまんだ。
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ちみん(プロフ) - 更新楽しみに待っていますわたしの生きがいですうわあ！！！ (2015年10月22日 9時) (
レス) id: e4fcf71935 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ほんまにかっこよすぎてしにそうです一生この2人の小説読んでたいです作者さん愛してます (2015年10月16日 0時) (レス) id: 7882deab33 (このIDを非表示/違反報告)
スホム(プロフ) - 一気読みしてしまいました…更新楽しみにしています (2015年10月5日 1時) (レス) id: 69cdfc75a5 (このIDを非表示/違反報告)
mikity(プロフ) - 最高です!!ちんちゃちぇご！！更新まってます！ (2015年10月3日 17時) (レス) id: 0a3cef5bc4 (このIDを非表示/違反報告)
JD(プロフ) - 。さんの作品最高です>_< ウジ君の方の更新も楽しみにしてます！頑張ってください♪ (2015年10月2日 1時) (レス) id: 58defcf1d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。
| 作成日時：2015年8月28日 1時
