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チョンウォヌの眼鏡をテーブルに置いて、寝顔を見つめる。白い肌に長いまつ毛、すっと通った鼻筋。こんなにかっこいい人が私のベッドで寝ているなんて……それだけでドキドキしちゃう。
もっとちゃんと顔が見たくて、少し近づいて顔を覗き込む。これじゃ私が変態みたいじゃん……。私が近づいても変わらず眠ったままのチョンウォヌは規則的に寝息を立てていて。眠っているなら……と、私はつい頬に触れる。
こんなの起きている時にしたら怒られるだろうな。ていうか、背が高いから中々できないんだけど。恥ずかしくなり私が手を離そうとした瞬間、急に腕を引かれる。
「えっ、チョンウォヌ、」
私はいつの間にかチョンウォヌの腕の中。全く予測していなかった展開に抵抗すらもできない私。……というよりは、抵抗する必要がないんだけど。チョンウォヌはきっと夢の中で誰かを抱きしめているんだろう、と考えると胸が痛くなった。
でもベッドで好きな人とこんな体勢、ありえない。少し離れようとすると私を抱きしめる腕に力が入った。
「……だから警戒しとけって言ったろ」
「え、起きてたの？」
「ん」
「……恥ずかしいから、離して」
「お前が隣来たんじゃん」
離す様子も無く、ただただ私だけが緊張しているような感じで。嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちと緊張で複雑な気分。こんなことするなら、付き合って欲しいのに。
「なんで、こんなことするの？」
「……気分」
「気分？」
「いいから黙ってろ」
そう言ってチョンウォヌはまたあくびをした。気分って、私やっぱり弄ばれてる？！しかも黙ってろ、なんて。からかわれているだけなのか、都合のいいおもちゃなのか。ドキドキしたり嬉しかったりしていた気持ちが段々不安に変わる。
「……お前、泣いてる？」
「泣いてない、」
「泣くなって、……悪かったよ。離れるから」
「やだ、離れなくていい」
「……わけわかんねー」
やっぱり、そんなことどうだっていい。そう思ってしまった。チョンウォヌにとって私が都合のいい女であろうと、おもちゃであろうと、そんなことは問題ではなかった。ただ、一緒にいられるだけで私は幸せんだ。
こっちからもギュッと抱きつくと、さっきまでは自分から抱きしめていたくせに少しためらいつつ抱きしめ返してくるチョンウォヌ。
「あー、俺なにやってんだろ」
「私のこと気になってきた？」
「……うるせー」
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ちみん(プロフ) - 更新楽しみに待っていますわたしの生きがいですうわあ！！！ (2015年10月22日 9時) (
レス) id: e4fcf71935 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ほんまにかっこよすぎてしにそうです一生この2人の小説読んでたいです作者さん愛してます (2015年10月16日 0時) (レス) id: 7882deab33 (このIDを非表示/違反報告)
スホム(プロフ) - 一気読みしてしまいました…更新楽しみにしています (2015年10月5日 1時) (レス) id: 69cdfc75a5 (このIDを非表示/違反報告)
mikity(プロフ) - 最高です!!ちんちゃちぇご！！更新まってます！ (2015年10月3日 17時) (レス) id: 0a3cef5bc4 (このIDを非表示/違反報告)
JD(プロフ) - 。さんの作品最高です>_< ウジ君の方の更新も楽しみにしてます！頑張ってください♪ (2015年10月2日 1時) (レス) id: 58defcf1d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。
| 作成日時：2015年8月28日 1時
