【呪術廻戦】補助監督鍵ちゃん

8. 休職手当は貰えました ページ9

【伏黒side】



五条先生の他に滅茶苦茶な人を挙げるなら
間違いなく彼女だろう。


希「なんだA。またサボりかよ」

『仕事帰りだわバカ、私を何だと思ってんの
でアンタらこそ何してんの？』


パ「交流会に向けて近接訓練。

タイミング良いよな〜、ほんとに今
鍵ちゃんの話してたんだ。

俺らも鍵ちゃんに鍛えられたな〜って」

『あぁ…あれね……懐かしいね………』



苦虫を噛み潰したように鍵兎さんは笑う。



『アレ五条さんに無理やりやらされたんだけど
学長にバレてガチ目に説教されたんだよね…

マジであん時は減給覚悟したわ…』

「…ダメなんですか？そういう行為」

『補助監督は原則訓練に口出したりとか
戦闘に参加しちゃダメなんだよ。

教員免許とか云々の関係があるから。

なのにあのク…五条さんがさァ……』

釘「今クソとクズどっち言おうとしたのよ」

『迷ったけど多分気持ちはクズ寄り』



知らなかった。
なら断れば良かったのにと思うが、言わない。



パ「ホント鍵ちゃんは悟の事嫌いだよなぁ」

狗「ツナマヨ」

『だってうぜぇーじゃん』

釘「そればっかりよね」




俺は数年前から高専に出入りしていて
五条先生はもちろん鍵兎さんの事も知ってるが

この人がここまで嫌うのは五条先生だけだ。



でも多分五条先生は鍵兎さんを気に入ってる。
鍵兎さんは気付いてなさそうだけど。



希「そういえばAいつまで休職してたんだよ」

『クソ最近まで』


言われればそうだ。最近まで休職してたよな？
釘崎がこの人を認識したのも少年院の任務の後



虎杖にも…会わせたかった。


「…というか、何で休職してたんですか？」

『え？聞いてない？

真夜中酔っ払ってたら軽トラに轢かれて
右肩抜けて左手折れたのよ

まあ今はこの通りピンピンなんだけどね！！』


釘「何でその怪我だけで済むのよ」




あまりにもバカすぎるだろ…。

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