【呪術廻戦】補助監督鍵ちゃん

27. 半分ネタは、結構ガチ ページ31

【五条side】



「硝子〜。伊地知今からAと七海を
迎えに行かなきゃいけないらしいんだけど

面白そうだし僕らもついていかない？」


家「…面倒事になりそうだし遠慮する。
また日を改めよう」



硝子は呆れたように立ち去ってしまった。
絶対面白いのになー…。





伊地知にそれを伝えたらヤケに落ち込んでる。



「そんなに僕と行くの嫌なの？」

伊「いえ……

何とか鍵兎さんが荒ぶってない事を
願ってるだけです…」



荒ぶってた方が面白いじゃん。




タクシーで45分。21時前に居酒屋に着いた。


へえ、こんな所でも飲むんだ。特に七海。
どうせAに連れられたんだろうけど。



車を降りると、遠くからフラフラの
2人組が歩いて来てる。




七「ちょっと飲み過ぎですよ…

いい加減にしてください」


『だってぇ…数日間酒ェ飲んで無かったから
おいしくてェ……

アルコールってウメェな……
ニコチンと良い勝負しやがる……』



彼女の肩を担いで歩いてくる七海だったけど


『あぁもうななみ歩けないですおんぶして〜』



ズルリと身体が落ちたと思えば
腕に抱きついてるA。




その時



なんか、イラっときた。




本当なら引きずりながら気にせず歩いてくる
七海に笑ってる所なのに。


嫉妬？


いや、僕はAの事好きだけど
それはもう昔からネタでしょ。半分ネタ。




…半分？

じゃあもう半分は？？？



「おかしいな…」

伊「？」

「僕、本当に好きみたい。Aの事」

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