【呪術廻戦】補助監督鍵ちゃん

18. 減給だけは勘弁して ページ20

【鍵兎side】




『いった…えっ…痛すぎ……ガチじゃん…』


このガッデム脳筋パイナップル野郎…
手加減くらいしろよ…こちとらレディーやぞ…



めちゃくちゃ痛い。
これ明日たんこぶ出来てる。絶対出来てる。

何で私殴られてんの？
痛い思いしたくないから呪術師やめたのに？
何で？？

泣きそうだけど隣にコイツがいるから我慢。


夜「まさか任務中に酒を飲んだ挙句
悟に運転させて帰ってくるとはな。


A。コレは減給案件だぞ」


いや待て？減給？？


『伊地知のミスで七海と五条さんが
仙台ブッキングしてこうなったんですよ？？

私とっくの昔に仕事終わってたのに
いきなり五条さんが横浜連れてけとか言って』


夜「ブッキング？何のことだ」

「バッ…オマエ……」


焦り出すこのクズ。いや半分笑ってやがる。


夜「…悟は元々横浜の任務だっただろう」

『ハ…？』

「………なんか……ごめんね？？？」



簡単に言えば

悪いの全部コイツじゃん。



『学長、コレ私悪くないですよね？
減給されるべきはこの男ですよ』


「いや俺は高専の経費を削減する為に
新幹線じゃなくてわざわざ車で行ったんだし

本当は新幹線でも良かったんですけど？」

『よくもまあそんな事が言えるわねこのクズ』

「オマエさ学長の前でくらい礼儀正しく
出来ねーの？」

『そっちだって昔の癖出て口悪くなってんのよ
大丈夫ですか先パァーイ』

「そーいうとこ昔からマジで可愛く無いな」

『アンタからの可愛いとか要らねーんだよ』

夜「いい加減にしろ！！


2人とも今日の分の給与は無し。
Aは1週間禁酒！！いいな！！！

悟もAにちょっかいかけるな。
オマエ達2人はいい加減に大人になれ！」



『何で私の方が罰重いのよ！！！！！』

「日頃の行いだろ」

『ぶち殺すぞマジで』





コイツといたって本当に良い事ない。

ムカつく、ムカついて仕方が無い。




終電もなければ伊地知は帰ったし
酒飲んじゃって車も運転できないので

仕方なく空いてる休憩室で寝る事にした。



「待ってAその部屋使うの？」

『うるさいもう話しかけるな』

「僕もそこで今日寝ようとしてたんだけど」

『他の部屋使うか廊下で寝ろ』

「ヤダよ他の部屋掃除してないもーん。
いいじゃんこの部屋広いしベッド２つあるし」




この神経、疑うよ。

どう育てればこんなゴミが生まれるの？

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